ブロードバンド&ユビキタスネットワーク環境を活用した新たなアプリケーションの一部ユーザへの導入について<2004年6月22日>
1.デジタルペンを活用した顧客情報登録システムの先行展開 資生堂では、本年6月から、三越日本橋本店の資生堂化粧品カウンターにてデジタルペンを活用した顧客情報登録システムを先行展開します。 新規の顧客が「資生堂花椿CLUB」入会時にこのシステムを利用し、顧客の手書きの情報をデータベースに反映します。これにより、美容部員が手書きデータを入力する手間が省け、顧客へのカウンセリングや美容サービスに充てる時間を確保でき顧客サービスの向上が可能となります。今後はこのシステムを美容部員がカウンセリング時に記入するカルテのデータベース化への利用も検討していきます。 <デジタルペンのシステム概要> 手書きの文字をそのまま瞬時にデータ化する(手書き軌跡を画像認識・図形処理化)スウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン」と専用紙を使った技術を利用しています。(別紙1参照) 2.日常業務への映像コミュニケーションサービスの有効性の検証 資生堂では、NTT東日本が提供する光アクセスサービス「Bフレッツ」(ベーシックタイプ)と汎用のパソコンを道内3ヶ所(資生堂釧路支社・帯広営業所・北見営業所)に設置し、「 WarpVision (ワープビジョン)」を活用しております。営業エリアが広域な北海道釧路エリアにおいて、美容部員向けセミナーの多地点同時開催や広域移動を伴う社内会議開催の効率化など、日常業務活用への有効性を検証しています。(別紙2参照) 3.今後の展開 NTT、NTTドコモ、NTTレゾナントでは、資生堂とブロードバンド&ユビキタスネットワーク通信ネットワーク環境を活用した新たなアプリケーションの可能性についての検討を継続し、急伸するブロードバンド&ユビキタスネットワーク環境を活用したアプリケーションの開発と実用化に向けた取組みを実施して参ります。 |
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