インドTTSL社の新ブランド発表について
<2009年6月10日>
NTTドコモ(以下ドコモ)は、インドにおける出資提携先のTata Teleservices Limited(タタ・テレサービシズ リミテッド、以下TTSL)への事業協力の一環として、GSMネットワーク構築およびGSMサービスの新ブランド検討に協力してまいりましたが、本日、同社より、新ブランド「TATA DOCOMO」(タタ・ドコモ)が発表されました。
新ブランドは事業・技術協力委員会(BTCC1)におけるドコモとTTSLの共同検討により開発されたもので、インドの携帯電話市場の成長に貢献していく両社の強いパートナーシップを反映しています。TTSLは同ブランド名のもと、GSM方式による携帯電話サービスを6月中にインド南部地域より開始し、順次全国展開を進める予定です。
インドの携帯電話市場は月間の契約者数の純増が1,000万を超える成長著しい市場であり、TTSLは高品質なネットワークと広範な店舗網を強みとし、契約者数を急増させています。ドコモは今後、人材派遣や更なる技術支援などを通じ、同社への積極的な経営参画を図ると同時に、ネットワークの更なる品質向上や最先端の付加価値サービスの導入についても共同検討を進め、事業シナジーの創出を通じて同社の企業価値向上に努めてまいります。
「TATA DOCOMO」ブランドの概要
ブランド名称
「TATA DOCOMO」(読み方 : タタ・ドコモ)
ブランドロゴ1
ブランド名称のネーミングおよびブランドロゴデザインの意図
ブランド名称は、ドコモとTTSLの社名を合わせたもので、インドの携帯電話市場の成長に貢献していく両社の強いパートナーシップを反映しており、信頼性と高い技術の表現を意図しています。
一方、ロゴデザインは、高い視認性と新規性があり、また、英語以外の多数の言語が用いられるインド市場を考慮して、文字よりも形として認識させるデザインを用いています。背景色・文字色・文字の並びについてバリエーションがあり、合計9種類の基本パターンを用意しています。
ブランド展開計画
GSM方式による携帯電話サービスのブランドとして、サービス展開にあわせ、2009年6月中にインド南部地域から展開を開始し、全国展開を目標に順次拡大予定。
TTSLの概要
会社名 | Tata Teleservices Limited(タタ・テレサービシズ リミテッド) |
代表者 | ラタン・タタ(会長) アニール・サルダナ(社長) |
所在地 | インド ムンバイ市 |
事業内容 | インド国内における通信事業 |
契約者数 | 約3,570万(2009年4月現在、TTML1 を含む) |
ドコモによる出資比率 | 26.00% |
- 「TATA」ロゴはTata Sons Limitedの商標であり、はNTTドコモの商標です。
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