フィリピン通信事業者PLDT社株式を追加取得
<2008年1月22日>
NTTドコモ(以下ドコモ)は、フィリピンの通信事業者Philippine Long Distance Telephone Company(CEO:Napoleon L. Nazareno〔ナポレオンLナザレノ〕、以下PLDT社)の発行済み普通株式総数の約6.64%に相当する株式を2007年3月以降段階的に合計約867億円で取得した結果、本日、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:和才 博美、以下NTTコム)が保有するPLDT社株式と合計してNTTグループのPLDT社への出資比率が20.03%となりました。
ドコモは2006年3月にNTTコムより同社保有のPLDT社株式12,633,486株(PLDT発行済株式の約6.7%)を取得以降、PLDT社との包括的な事業提携関係を構築しておりますが、今回の株式追加取得によりドコモはPLDT社に対してドコモの関連会社として持分法を適用する予定です。
ドコモは今後、PLDT社および同社子会社の移動通信事業者Smart Communications, Inc.(以下SMART社)との提携関係を一層強化し、サービスや技術の共同検討に向けた取組みを実施するほか、国際ローミングサービスの更なる利便性向上に向けた活動などを推進していきます。
なお、株式追加取得の概要および各社の概要は以下のとおりです。
PLDT社株式追加取得の概要
目的
PLDT社の関連会社化を通してフィリピン市場における同社の事業展開を推進し、当社の成長機会の獲得を目指すとともに、日本−フィリピン間の国際ローミングサービスの更なる利便性向上を図る。
取引内容
- 取得期間
2007年3月〜2008年1月
- 追加取得株式数
1,253万2,214株(PLDT社発行済普通株式総数の6.64%に相当)
- 累計取得株式数
2,516万5,700株(PLDT社発行済普通株式総数の13.34%)
1
- 追加取得金額
約867億円
取引後の株主構成
[参考]
PLDT社の概要
会社名 | Philippine Long Distance Telephone Company |
CEO | Napoleon L. Nazareno(ナポレオン・L・ナザレノ) |
所在地 | フィリピン共和国マニラ市 |
従業員数 | 28,219名(2006年PLDTグループ全体) |
事業内容 | フィリピンにおける固定通信事業 |
業績 | 2006年度連結売上高![]() ![]() 2006年度連結純利益 ![]() ![]() |
SMART社の概要
会社名 | Smart Communications, Inc. |
CEO | Napoleon L. Nazareno(ナポレオン・L・ナザレノ) |
所在地 | フィリピン共和国マニラ市 |
事業内容 | フィリピンにおける移動通信事業 |
業績 | 2006年度売上高![]() ![]() |
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