韓国向けベンチャーファンドへの共同出資に合意
<2007年10月10日>
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
KT Freetel Co., Ltd.
NTTドコモ(以下ドコモ)と韓国の移動通信事業者KT Freetel Co., Ltd.(President & CEO:Cho, Young-Chu、本社:韓国・ソウル、以下KTF)は共同で、KTBnetwork Co., Ltd.(President & CEO:Han-Sup Kim、本社:韓国・ソウル、以下KTB)を投資運用会社とする韓国のモバイル・IT関連分野のベンチャー企業を投資対象としたファンドKTF-DoCoMo Mobile Investment Limited Partnershipに出資することに本日合意いたしました。
本ファンドはドコモとKTF間で設立した事業・技術協力委員会(Business & Technology Cooperation Committee)における共同事業の一環として出資することを決定したものです。本ファンドに対しドコモおよびKTFはそれぞれ135億ウォン(約17億円1)を出資し、11月より韓国国内のベンチャー企業向けの投資活動を開始する予定です。
両社は本ファンドへの出資を通じて韓国のモバイル関連の有望なベンチャー企業を発掘し、その技術・サービスを両社の今後のサービスへ活かしていくことを目指してまいります。
なお、出資の概要については、以下のとおりです。
出資の概要
出資契約締結の目的
モバイル・IT関連分野で発展を続ける韓国のベンチャー企業への投資を通じて、相応のリターンの獲得を目指すとともに、同分野での技術・サービスのドコモ・KTF両社への取り込みおよび有力企業との協業の可能性を追求すること。
出資内容
- 出資額
合計300億ウォン(約37.8億円)
<内訳>
- ドコモ … 135億ウォン(約17億円:出資比率45%)
- KTF … 135億ウォン(約17億円:出資比率45%)
- KTB … 30億ウォン(約3.8億円:出資比率10%)
- 払込時期
2007年11月
- 出資形態
ドコモ、KTF、KTBの3社が本ファンドへ出資。ファンド運営会社であるKTBが投資運用。(下図参照)
[参考]
ファンドの概要
ファンド名 | KTF-DoCoMo Mobile Investment Limited Partnership. |
所在地 | 韓国ソウル市 |
募集金額 | 300億ウォン(約38億円1) |
出資者 | NTTドコモ・KT Freetel・KTBnetwork |
運用者 | KTBnetwork |
運用期間 | 6年間(2年間延長可能) |
投資対象分野 | モバイル・IT関連分野 |
投資対象国 | 韓国 |
運用会社の概要
会社名 | KTBnetwork Co., Ltd |
President & CEO | Han-Sup Kim |
所在地 | 韓国ソウル市 |
設立時期 | 1981年 |
KTFの概要
会社名 | KT Freetel Co., Ltd. |
President & CEO | Cho, Young-Chu |
所在地 | 韓国ソウル市 |
株主資本 | 43,100億ウォン(約5,430億円1)2 |
従業員数 | 2,557人2 |
事業内容 | 韓国における移動体通信事業(韓国シェア2位) |
契約数 | 約1,358万契約3 |
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