報道発表資料
(お知らせ)チャイナモバイルのインターネット通販サイトに出店
-中国のお客さまにショッピングサービスを展開-
<2016年9月26日>
株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)は、中国の通信事業者China Mobile Communications Corporation(以下チャイナモバイル)が運営するインターネット通販サイト「和生活」内に日本の商品を取り扱う専用ページを開設し、中国のお客さまを対象にしたショッピングサービスを2016年9月26日(月曜)から提供開始いたします。
ドコモとして、海外でリアル商品のショッピングサービスをおこなうのは今回の取り組みが初めてとなります。
本ショッピングサービスでは、子会社のらでぃっしゅぼーや株式会社をはじめ、日本の大手メーカーや地域メーカー等、14社のパートナー企業から、中国のお客様に好まれる日本の伝統工芸品や化粧品、日用品などを調達し、提供します。サービス開始後もパートナー企業を広く募る予定です。
また、本ショッピングサービスは、中国政府が設置する中国国内での越境EC総合試験区※1を活用して商品の発送をおこないます。開始当初は、日本から中国のお客さまへ直接、商品をお届けしますが、今後は越境EC総合試験区内の保税倉庫において商品を保管し、注文の都度、保税倉庫から発送することで、配送期間の短縮や配送料の低減も実現してまいります。
ドコモとチャイナモバイルは、2011年1月に事業協力契約を締結※2しており、今回の協業はその一環としておこなわれるものです。日本から中国への越境ECの市場規模は、2016年に1兆円を超え、2019年に2.3兆円に達する見通し※3となっており、拡大が見込まれております。ドコモは、チャイナモバイルとの協業を通じて、中国のお客さまへショッピングサービスを拡充し、日本の商品を提供するパートナー企業の販路拡大に協力いたします。
今後ドコモは、日本だけでなく海外のお客様にも、さまざまな日本の商品及びサービスを提供できるようサービスを展開してまいります。
- 越境EC総合試験区は、中国政府がインターネット通販サイトを通じた国際的な電子商取引の発展を推進するため、先駆的なサービスの導入や制度の整備を行うことを目的として設置された試験区。2015年3月に中国政府が杭州市を初の越境EC総合試験区として設立。2016年8月時点、同様の試験区は、上海市や天津市など計13の主要都市まで拡大されている。
- ドコモ、チャイナモバイル、コリアンテレコムの3社で締結している事業協力契約で、日中韓3か国間における国際LTEローミングの早期実現やコンテンツ相互提供など、各種サービスの利便性向上に向けた緊密な連携を進めています。
- 経済産業省「平成27年度電子商取引に関する市場調査」より。
別紙 チャイナモバイルのインターネット通販サイトにおけるドコモのショッピングサービス概要
1. サービス開始日時
2016年9月26日(月曜)午後1時(日本時間)
2. 取扱商品
化粧品、日用品、ヘルスケア用品、伝統工芸品など※1
3. サービスの仕組み
出品する商品は、ドコモとらでぃっしゅぼーやが調達をおこないます。
国内物流については、らでぃっしゅぼーやの物流環境を利用し、中国への国際配送・通関手続きについては、提携する物流会社がおこないます。
ドコモ |
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チャイナモバイル |
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らでぃっしゅぼーや |
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4. ホームページイメージ
チャイナモバイル『和生活』
http://js.12580.com/suzhou.htm

『和生活』内の専用ページ「日本館」
http://mall.12580.com/shop/s3_0_514_1307.htm

5. チャイナモバイル概要
社名 | China Mobile Communications Corporation (チャイナモバイルコミュニケーションズコーポレーション) |
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所在地 | 中国 北京市 |
契約者数 | 8億3704万人(2016年6月末時点) |
Chairman | 尚 冰(シャン・ピン) |
主要事業 | 中国における移動通信事業 |
- 順次、取扱商品の拡充を予定しています。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。