報道発表資料

能登半島地震被災地域でのオンライン診療による 地域医療再生支援に関する取り組み ～ヘルスケア分野で被災地域を支援～
＜2024年1月25日＞

このたびの令和6年能登半島地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

株式会社NTTドコモ（以下、NTTドコモ）は、石川県、石川県医師会、石川県薬剤師会、厚生労働省、総務省の要請と協力に基づき、被災地域における地域医療再生支援として、避難者の方と能登の地元のかかりつけ医とのコミュニティについて地元を離れた環境でも維持させ、能登半島の地域医療を継続させることを目的として、避難所にいる避難者とかかりつけ医の橋渡しをおこなうオンライン診療及び、処方に関する仕組みの整備を実施いたします。

NTTドコモは、速やかな本格実施に向けて、関係機関と連携し、石川県能登北部医療圏の医療機関の中で、かかりつけ医としてオンライン診療の実績がある輪島市内の診療所と二次避難所などを通信回線で接続するオンライン診療のパイロット運用を2024年１月24日より開始いたしました。

NTTドコモでは、被災地域へ向け、「ドコモ公衆ケータイ」（1,520台:スマートフォン・フィーチャーフォン　）の貸し出し支援の取り組みや、NTTドコモが無償貸与するタブレットなどから、NTTコミュニケーションズグループのNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供するビデオ通話ツール「ビデオトーク」（無償提供）を利用し、オンラインによる地域医療再生支援に向けて、被災地域における患者と医師・薬剤師との間の診療・服薬指導などをオンラインで行う環境を構築する取り組みを進めてまいります。
また、オンライン診療・服薬指導支援の通信環境の整備などを目的に、衛星ブロードバンドインターネットサービス「Starlink Business」を被災地域へ無償提供予定です。