報道発表資料

  • +メッセージでシェアする
株式会社NTTドコモとdocomo STARTUPのロゴ株式会社NTTドコモとdocomo STARTUPのロゴ

【ドコモグループ新規事業創出プログラム 「docomo STARTUP」からスタートアップが誕生】
世界中のパイロットとエアラインをつなぐ採用プラットフォーム「HUD SONiC」をスピンアウト
‐パイロット不足時代の新たな採用インフラへ‐
<2026年5月12日>

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ドコモグループ1の新規事業創出プログラム「docomo STARTUP®2を通じて社員が発案した、エアライン向け採用プラットフォーム「HUD SONiC(読み:ハッド ソニック)」をスピンアウト3することを決定しました。「HUD SONiC」を運営する株式会社Aeromuse(読み:エアロミューズ、以下、Aeromuse)の代表取締役社長にはドコモ社員の野尻 真宏が就任し、2026年5月1日(金曜)から事業を開始しました。
なお、Aeromuseへの出資は、千葉道場株式会社(本社:東京都渋谷区)、ドコモから行います。

パイロットとエアラインをつなぐパイロット不足時代の新たな採用インフラ HUD SONiC

航空業界において、世界的な渡航需要の増加やLCCの台頭を背景に、2032年には世界で約8万人のエアラインパイロット(以下、パイロット)が不足4すると予測されています。パイロットの育成には多大な時間とリソースを要することから、各国のエアラインでは中途採用への依存度が高まっています。一方で、既存の求人方法では、転職潜在層へのリーチや、パイロットの採用に必要となる飛行時間・ライセンス情報などの専門的なデータの確認に時間を要するなど採用の長期化が経営課題となっています。
また、パイロットは、ログブック(飛行日誌)へのフライト記録が義務付けられているものの、記載項目が多くデジタル化も十分に進んでいないことから、転職時に求人要件との照合や飛行時間の集計などに手間を要しており、その結果、日々のフライト記録からキャリア形成に至るまでのプロセスが煩雑化している課題があります。

「HUD SONiC」は、ログブックの記録効率化と採用データベースを組み合わせたプラットフォームとして、エアライン・パイロット双方の課題を同時に解決します。エアライン向けには採用要件に合致するパイロットに効率的にアプローチできる採用支援機能を提供し、パイロット向けにはログブックの記録を効率化するアプリを無料で提供します。2025年に実施した事前の検証では70か国のパイロットから関心を集め、エアラインの採用プロセスの効率化やパイロットのキャリア形成支援に期待が寄せられました。

Aeromuseは今後、世界中のパイロットのキャリア・ライフスタイルを支えるインフラとなることをめざすとともに、航空業界における人材課題の解決に貢献してまいります。

ドコモは今後も、「docomo STARTUP」を通じて新たな価値を提供し、社会を変える事業創出をめざして取り組んでまいります。

  1. 株式会社NTTドコモ、NTTドコモビジネス株式会社、株式会社NTTドコモ・グローバル、NTTドコモソリューションズ株式会社
  2. 「docomo STARTUP」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。(別ウインドウが開きますhttps://startup.docomo.ne.jp/
  3. スピンアウトとは、企業が特定の部門や事業を分離して新会社として独立させることで、元の企業からの出資を受けない、もしくはマイナー出資で独立する場合をさします。

別紙1 「HUD SONiC」の概要

1. 概要

「HUD SONiC」は、ログブック(飛行日誌)の電子化と採用データベースを組み合わせたエアライン向け採用プラットフォームです。エアライン向けには、採用要件に合致するパイロットに効率的にアプローチできる採用支援機能を提供します。また、パイロット向けには、ログブックの記録を効率化するアプリを無料で提供します。

2. 特徴

<エアライン向け>

  • 採用プロセスの効率化

アプリに蓄積されたデータを活用することで、エアラインは採用要件に合致するパイロットへ効率的にアプローチでき、採用プロセスの短縮が期待できます。

<パイロット向け>

  • フライト記録の効率化

独自の技術により、パイロットのフライト記録にかかる手間を80%軽減するアプリを無料で提供します。

  • グローバル対応

特定の国・地域に限定されず、各国の航空当局の基準に対応した柔軟なデータ管理が可能です。

HUD SONiCが創出する人材エコシステム

3. 利用料金・お申込方法

採用プラットフォームのご利用料金やお申込みに関する詳細は、Aeromuseコーポレートサイトのお問い合わせページよりご連絡をお願いいたします。
URL:別ウインドウが開きますhttps://www.aero-muse.com/

別紙2 株式会社Aeromuse 会社概要

Aeromuseロゴ
株式会社Aeromuse 会社概要
会社名 株式会社Aeromuse(エアロミューズ)
代表者 代表取締役社長 野尻 真宏
所在地 東京都 港区 南青山3丁目1番36号 青山丸竹ビル6F
資本金 2百万円
設立年月日 2026年3月
主な事業内容 エアライン向けパイロット中途採用プラットフォーム、パイロット向けログブックアプリ「HUD SONiC」の開発・提供
URL 別ウインドウが開きますhttps://www.aero-muse.com/

参考 株主/投資家からのコメント(順不同)

■千葉道場ファンド ジェネラルパートナー 千葉 功太郎様

自分自身がパイロット兼投資家としてフライトの度に「紙のログブック」に飛行記録を残してきました。パイロットにとって、ログブックの記入は義務化されており、私自身も毎回フライトの度に記入してきました。
一見ニッチな領域に見える、パイロットのログブックのデジタル化ですが、ログブックにはパイロットの飛行履歴全てが記載されております。つまり「職務経歴書」「スキル経歴書」の生データのような存在です。しかし、アナログであったゆえに、それが採用市場とリンクすることはありませんでした。
航空業界の採用市場はデジタル化、エージェントからも取り残された空白地帯です。デジタル版ログブックを通じて、世界中のパイロットの転職市場を可視化していくことができます。航空業界出身の野尻さん含むAeromuseチームのチャレンジを、航空業界のいち当事者として応援しております。

■株式会社NTTドコモ 経営企画部 事業開発室長 原 尚史

Aeromuseが、docomo STARTUPからスピンアウトする記念すべき10社目として誕生したことを、心よりお祝い申し上げます。世界的なパイロット不足という航空業界の重要な社会課題に対し、エアラインでの採用担当経験を持つ野尻さんの現場知見と高い技術力を組み合わせて挑む本事業は、大きな可能性を秘めていると確信しています。NTTドコモとして、そのグローバルな挑戦を力強く支援できることを誇りに思います。NTTドコモグループは今後も、不確実性の高い新規事業への積極的な挑戦を後押しし、パートナーの皆さまと共により良い未来の実現に貢献してまいります。


報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

このページのトップへ