報道発表資料
低濃度PCBが含まれている可能性のある機器の誤廃棄について
<2026年3月23日>
株式会社NTTドコモ
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)の神奈川県および埼玉県内の基地局における機器撤去工事の際、低濃度PCB※1が含まれている可能性のある基地局内の換気を制御する機器を、誤ってPCBを含まない通常の産業廃棄物として処理していたことが判明しました。
当社による調査の結果、今回誤廃棄した機器に含まれていた可能性のある低濃度PCBはごく微量であり、現時点で確認されている限り、影響は極めて小さいと考えています。
しかしながら関係者の皆さまにはご迷惑とご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
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経緯
2022年7月に実施した神奈川県内における基地局の機器撤去工事、および2024年4月に実施した埼玉県内における基地局の機器撤去工事において、低濃度PCBが含まれている可能性のある機器を、PCBを含まない機器として誤って廃棄していたことが、2025年11月の両基地局に実施した点検作業において判明しました。 -
誤廃棄した機器
- ■神奈川県内における基地局
- コンデンサ(1971年製 1台)
上記については、換気を制御する機器に搭載されていたものです。
- コンデンサ(1971年製 1台)
- ■埼玉県内における基地局
- コンデンサ(1973年製 1台、1974年製 2台)
上記については、換気を制御する機器に搭載されていたものです。
- コンデンサ(1973年製 1台、1974年製 2台)
- ■神奈川県内における基地局
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判明後の対応
- 所管行政庁への報告
速やかにそれぞれの所管行政庁への報告をおこない、行政庁からの指導のもと原因究明および再発防止策の策定を実施しています。 - 環境などへの影響把握
PCBを含んでいる可能性のある機器は高温溶解・焼却後に再利用、または埋立処分されており、周囲へのPCB付着は極微量であり環境への影響は極めて小さいと考えています。
また、機器の廃棄作業に立ち会った作業員の健康被害は現在のところ確認されておりません。 - 同様事象の有無の確認
本事象判明後、上記対応と並行して全国の建物・機器を対象に同様の事象が発生していないか調査を実施しました。その結果、低濃度PCBが含まれている可能性があるその他の機器については、全て適切に保管されている、または法令に基づき適正に廃棄されていることを確認しています。
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原因と再発防止策
本事象はいずれも、ドコモ内の情報連携が適切に行われなかったことにより、低濃度PCB含有の可能性がある機器を誤って廃棄したことが原因です。
今後は、法令および当社のPCB管理規則の再周知を徹底するとともに、撤去・廃棄工程における確認体制を強化し、部署間での情報連携を確実に行う仕組みを整備します。これらの取り組みにより、PCB廃棄物の適正管理を一層徹底し、同様の事象が再び発生することのないよう、再発防止に全社を挙げて取り組んでまいります。
あらためまして、皆さまにはご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。
- 低濃度のポリ塩化ビフェニル(機器に封入されている絶縁油中のPCB濃度が0.5mg/kgを超え5,000mg/kg以下のもの)
別紙 誤廃棄判明までの経緯
- ■2022年7月
神奈川県の基地局の機器撤去工事において、低濃度PCBが含まれている可能性のある機器を誤って破棄- ドコモ内の情報連携が適切に行われなかったことにより、誤って当該機器について“引き続き保管中”として処理
- ■2024年4月
埼玉県の基地局の機器撤去工事において、低濃度PCBが含まれている可能性のある機器を誤って破棄- ドコモ内の情報連携が適切に行われなかったことにより、誤って当該機器について“引き続き保管中”として処理
- ■2025年11月
ドコモにて実施した上記2局(神奈川県および埼玉県)に対する点検作業において、低濃度PCBが含まれている可能性のある機器が誤廃棄されていることを確認 - ■2025年12月
- 管轄行政(横須賀市および埼玉県)へ報告
- 全国の該当機器保管基地局を対象に緊急調査を実施し、誤廃棄は当該2局のみであることを確認
- ■2026年1月
周辺地域や作業者への影響などの追跡調査を実施、影響が極めて小さいこと、そして健康被害がないことを確認 - 2025年11月の点検作業で誤廃棄を確認するまで、管轄する行政に対し、低濃度PCB含有可能性のある機器を誤って「保管中」と報告しておりました。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。