報道発表資料

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株式会社NTTドコモとAdunaのロゴ株式会社NTTドコモとAdunaのロゴ

Aduna社とのパートナーシップ契約を締結
<2026年1月30日>

株式会社NTTドコモ
Aduna

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と合弁会社Aduna(以下、Aduna)は、2026年1月29日、パートナーシップ契約(以下、本契約)を締結しました。本契約により、ドコモが国際的な標準仕様に基づいて開発したネットワークAPI(Application Programming Interface)を、Adunaのプラットフォーム経由で世界市場に提供できるようになります。

通信事業者が保有する顧客情報は高い信頼性を有しており、不正利用防止や詐欺対策に活用できる点で期待されています。こうした背景のもと、モバイルネットワークが持つ情報・機能(例 本人確認や電話番号認証)をAPIを用いて提供する取り組みが、オンラインサービスにおける不正利用防止やなりすまし対策といった企業の重要課題に対応する手段として、世界的に注目を集めています。
これまでは、各通信事業者が独自仕様のネットワークAPIを提供していたため、ネットワークAPIを利用する企業や開発者は、通信事業者毎に個別対応が必要となり、作業が非効率になるという課題がありました。そこで、GSMA Open Gateway1やCAMARA Project2によって、標準化されたネットワークAPI利用を促進する取り組みが世界規模で進められています。Adunaは、標準化されたネットワークAPIのグローバルアグリゲータ3として、複数の通信事業者への接続を単一のプラットフォームで実現し、ネットワークAPIの普及促進を支援しています。
ドコモも社会課題の解決や新たな収益創出を見据え、GSMA Open Gatewayへの参画に加え、2025年6月よりAdunaと連携を開始し、ネットワークAPIの普及促進に取り組んでいます。

本契約により、今後、ドコモが開発したネットワークAPIを、Adunaがアグリゲータとして提供するグローバルプラットフォームを通じて世界中の企業や開発者が利用できるようになります。特に、Number VerificationやSIM SwapといったネットワークAPIを活用した不正防止対策の強化に寄与し、企業がアカウント乗っ取りやなりすましから利用者を保護する取り組みを推進していきます。さらに、Adunaの持つプラットフォームにより、ドコモとして新規顧客層へのアプローチが可能となります。

ドコモが持つネットワーク技術とAdunaのプラットフォーム組み合わせることで、両社はグローバルにネットワークAPIの普及拡大を推進し、企業や開発者が新たな価値あるサービスを創出できる環境を支援していまいります。

NTTドコモ 執行役員 ネットワーク本部コアネットワークデザイン部長 平口暢子 コメント
「今回、Adunaとパートナーシップ契約を締結できましたことを大変嬉しく思います。ドコモが国際標準仕様に沿って整備してきたネットワークAPIを、Adunaのグローバルプラットフォームを通じてさまざまなサービスに活用いただくことで、お客さま一人ひとりの生活をより安全で快適なものへと進化させる新たな価値の創出につながると確信しております。今後もドコモは、ネットワークAPIをはじめとした技術開発を通じて、社会やお客さまにさらなる価値をお届けできるよう取り組んでまいります。」

Aduna CEO Anthony Bartolo コメント
「Aduna は、ドコモのような通信事業者が標準化を実際の商用価値へと転換できるよう支援するために設立されました。 ドコモのネットワークAPIをグローバルなプラットフォームと結びつけることで、世界中の企業が、より迅速かつ安全に、そして大規模にイノベーションを実現できるようになります。今回のパートナーシップは、アジア地域におけるAdunaの存在感を強化すると同時に、グローバルなネットワークAPI市場の成長を加速させるという、両社の共通の取り組み姿勢を示すものです。」

  1. GSMA Open Gatewayは世界の通信事業者が加盟する業界団体GSMAが立ち上げたプロジェクトであり、キャリア共通のネットワークAPIの商用化に取り組んでいます。
  2. CAMARA ProjectはLinux Foundation配下のオープンソースプロジェクトであり、キャリア共通のネットワークAPIの仕様策定に取り組んでいます。
  3. アグリゲータとは、複数の通信事業者が提供する共通仕様のネットワークAPIを企業や開発者へ単一のプラットフォーム経由で利用できるようにする役割を担います。

別紙 Aduna概要

世界の複数の通信事業者とエリクソンの画期的な合弁会社であるAdunaは、世界中の開発者が共通のネットワークAPIを通じてネットワークを最大限に活用できるようにすることで、イノベーションを加速することに専念しています。Adunaのパートナーには、AT&T、Bharti Airtel、Deutsche Telekom、KDDI、Orange、Reliance Jio、Singtel、Telefonica、Telstra、T-Mobile、Verizon、Vodafoneが含まれます。またGoogle Cloud、Infobip、Sinch、Vonageなどの開発企業と協業しています。GSMAとLinux Foundationが推進するCAMARAオープンソースプロジェクトに基づく統合プラットフォームの下、Adunaは世界中の通信事業者のネットワークAPIを組み合わせることで、共創を促進し、ユーザー体験を向上させ、産業の成長を促進する、標準化されたプラットフォームを提供しています。

Adunaの詳細についてはadunaglobal.comをご覧ください。
別ウインドウが開きますhttps://adunaglobal.com/


報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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