報道発表資料
令和6年能登半島地震の影響による通信サービスの復旧状況について
<2024年1月17日>
この度の「令和6年能登半島地震」により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)は、「令和6年能登半島地震」の影響により、一部エリアで携帯電話サービスがご利用いただけない、またはご利用しづらい状況について、移動基地局車や船上基地局、電力救済などの活用により、2024年1月17日(水曜)時点において、土砂崩れなどによる立ち入り困難箇所を除き、応急復旧いたしました。NTTドコモは、早期での本復旧に向けて、今後道路啓開※などにより、現在立ち入り困難箇所となっている区域での作業が可能になり次第、速やかな対処を行ってまいります。
また、NTTドコモは、無料充電サービスの提供や無料Wi-Fiの設置、「ドコモ公衆ケータイ」の貸し出しなどによる避難所における通信環境の確保などを通じて、避難所支援を引き続き行ってまいります。
なお、エリア復旧作業および避難所支援は1日最大約600名体制で行っております。
お客さまには多大なご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
1. 復旧推移
2. 主な復旧活動と機材について
- 被災設備の復旧措置(伝送路断など)
- 停電エリア内設備への発電機の設置および給油
- 移動基地局車によるエリア救済
- 船上基地局によるエリア救済(輪島市町野町、大沢地区)
活用機材 | 累計救済箇所数 |
---|---|
移動基地局車/可搬基地局 | 90箇所 |
移動電源車/発電機 | 81箇所 |
船上基地局 | 1隻 |
3. 復旧活動の模様
4. 避難所支援について(数値は1月17日時点)
- Starlinkによる避難所の通信環境整備:10台
- 無料充電サービス(マルチチャージャー)の提供:191台
- 無料Wi-Fiサービスの提供:145台
- 無料衛星携帯電話(ワイドスターⅡ)の提供:8台
- ドコモ公衆ケータイ(スマートフォン、フィーチャーフォン)の貸し出し
- 避難所への映像サービス(Leminoなど)の視聴環境(一部コンテンツ、機材類など)提供
- その他
避難所訪問数:227か所(参考:ISUTなどの公開避難所数 289か所)
5. 被災地への支援措置について
- 啓開(けいかい)とは、緊急車両などの通行のため、早急に最低限の瓦礫処理を行い、簡易な段差修正などにより救援ルートを開けること。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。