報道発表資料

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組織の新設など
<2023年5月12日>

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ドコモグループの挑戦および、中期経営戦略の実行に向けて、以下のとおり、組織の新設などを実施します。

1. 組織変更の概要

(1)「プロダクトマーケティング本部」の新設
サービス・デバイス一体での新たな価値創出の強化を目的として、プロダクトの戦略策定・企画・調達・物流・保守などを一元的に担う体制とした、「プロダクトマーケティング本部」を新設します。

プロダクトマーケティング本部の表
組織名 業務内容
プロダクトマーケティング本部(新設) プロダクトに関する戦略策定・企画・調達・物流・保守などに関すること。
  プロダクト戦略部(新設) 新たなプロダクトの企画・調達など、および全てのプロダクトに関する戦略策定、技術探索・導入などに関すること。
プロダクトマネジメント部(新設) 従来のモバイルデバイスを中心としたプロダクトの企画・調達などに関すること。
サプライチェーンマネジメント部
(新設)
全てのプロダクトに関する導入支援・保守・品質管理、物流の運営・システム運用などに関すること。

(2)「ネットワーク本部」の組織見直し
商用ネットワークにおける新技術の早期提供、開発スピード・信頼性の向上を目的として、ネットワーク開発機能を「ネットワーク本部」に統合の上、開発から保守までを一元的に担うDevOps体制を構築するため、「ネットワーク本部」を見直します。

ネットワーク本部の表
組織名 業務内容
ネットワーク本部 商用ネットワークの開発・計画・構築・保守・品質などに関すること。
  ネットワーク部 中長期ネットワーク技術・構築方針および設備投資・コスト計画の策定、衛星通信などに関すること。
サービスデザイン部 サービスプラットフォームおよびアプリケーションシステム・クラウド基盤に係わる開発・計画・構築・保守などに関すること。
コアネットワークデザイン部
(旧コアネットワーク部)
コアネットワークに係わる開発・計画・構築・保守などに関すること。
インフラデザイン部 無線ネットワークおよび法人向けネットワークにおける転送、伝送、線路、ビル、電力設備などの開発・計画・構築・保守などに関すること。
無線アクセスデザイン部
(旧無線アクセスネットワーク部)
無線アクセスネットワークに係わる開発・計画・構築・保守などに関すること。
サービスマネジメント部(新設) 品質管理およびオペレーションシステムに係わる開発・導入支援・技術支援などに関すること。
サービスオペレーション部
(旧サービス運営部)
移動通信システムにおける災害・重要故障対策および技術支援などに関すること。
グローバルビジネス部 OREX(O-RAN/vRAN)などのグローバルビジネスの推進・展開などに関すること。

(3)「R&Dイノベーション本部」の組織見直し
6G・IOWNなどの先進技術を活用した研究開発の加速による各事業の更なる成長を目的として、ネットワーク、デバイス、サービスに係わるイノベーションの創出に向けた応用技術の開発体制を強化するため、「R&Dイノベーション本部」を見直します。

R&Dイノベーション本部の表
組織名 業務内容
R&Dイノベーション本部 次世代のデバイス・ネットワーク・サービス・AIなどの先進技術の探索・開発・社会実装、研究開発戦略・計画の策定、技術イノベーション創出に向けた研究開発などに関すること。
  R&D戦略部 先進技術の探索・研究開発・社会実装、技術イノベーション創出に係わる共通的な企画・管理、本部内総務・経理などに関すること。
6Gネットワークイノベーション部
(旧6G-IOWN推進部)
6G・IOWNネットワークにおけるユースケース協創・標準化・技術開発・アライアンス対応などに関すること。
デバイステック開発部
(旧移動機開発部)
IOWNデバイスの実現、新たなデバイスに資する技術開発・導入支援・技術支援(無線技術・ハードウェア技術・アプリ技術)などに関すること。
サービスイノベーション部 AI・ビッグデータに関するサービス開発、先進技術の探索と全社活用推進などに関すること。
クロステック開発部 各事業の価値向上に向けた応用技術開発、複合価値創出と事業横断の基盤整備・全社展開、IOWNの実現などに関すること。

(4)「新事業開発部」の新設
新技術やスタートアップのビジネスアイデアの事業への支援・組み込みを行うビジネス開発機能、グローバル市場も含めた将来ビジネスの創出力の強化・拡大を目的として、「新事業開発部」を新設します。

R&Dイノベーション本部の表
組織名 業務内容
新事業開発部(新設) 先進技術の活用やスタートアップ連携を通じたビジネス開発および事業への組み込みによるビジネス創出・拡大などに関すること。

(5)「スマートライフカンパニー」の組織見直し

「エンターテイメントプラットフォーム部」、「第二プロダクトデザイン部」の新設および「第一カスタマーサクセス部」、「第二カスタマーサクセス部」の統合

  • 自社IP(知的財産)の創出を軸とした権利ビジネスなどによる収益の拡大の加速に向けた体制強化を目的として、第二カスタマーサクセス部の「スポーツ&ライブビジネス室」を「エンターテイメントプラットフォーム部」に見直します。
  • パートナーの抱える課題・ニーズを起点としたDX支援の実現に向け、営業体制を強化することを目的として、「第二カスタマーサクセス部」を「第一カスタマーサクセス部」へ統合の上、「カスタマーサクセス部」に改称します。
  • 金融・決済領域における一体的な開発の推進、ガバナンス強化を目的として、金融・決済領域の開発・運用機能を統合し、「第二プロダクトデザイン部」を新設します。これに伴い、従来の「プロダクトデザイン部」は「第一プロダクトデザイン部」に改称します。
スマートライフカンパニーの表
組織名 業務内容
エンターテイメントプラットフォーム部(新設)
(旧スポーツ&ライブビジネス室)
エンタメ・スポーツ・ベニューなどパートナーとのファンマーケティング推進、IP創出、B2B2Cビジネス拡大などに関すること。
カスタマーサクセス部
(旧第一カスタマーサクセス部)
小売り・外食・メーカなどのパートナーとのビジネス推進、B2B2Cビジネスの拡大に向けたパートナーへの営業活動などに関すること。
第一プロダクトデザイン部
(旧プロダクトデザイン部)
映像、コンテンツ、ライフスタイル、マーケティングソリューション領域に関するサーバ・アプリケーションを含む開発およびビジネス部門と一体となったプロダクトマネジメントなどに関すること。
第二プロダクトデザイン部(新設) 金融・決済領域に関するサーバ・アプリケーションを含む開発およびビジネス部門と一体となったプロダクトマネジメントなどに関すること。

2. 変更時期

2023年7月1日(土曜)付で実施します。

別紙

図:組織の新設図:組織の新設

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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