報道発表資料

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サムスンと標準必須特許のライセンス契約を締結
<2023年4月10日>

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、サムスン電子(以下、サムスン)と、5Gを含むドコモの標準必須特許1のライセンス契約を締結しました。本契約には、サムスンからドコモに対するライセンス料の支払が含まれます。

ドコモはより高度で快適なモバイル通信環境を実現するため、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced、5Gや6Gなどのネットワークやサービスに関する研究開発に積極的に取り組むとともに、研究開発成果に関する特許出願を推進しています。その結果、W-CDMA、LTEおよびLTE-Advanced、5Gの移動通信サービスに必須となる特許を約10,000件2保有するに至っています。移動通信技術にかかわるドコモの標準必須特許のライセンスを受けている企業は、個別契約および特許プール3でのライセンスを含め現在80社以上にのぼり、今後もライセンス先企業を拡大する予定です。

ドコモは、今後も5Gに加え5G Evolutionや6Gを含む移動通信技術の研究開発および標準化を推進するとともに、その成果である標準必須特許について、個別交渉および特許プールを通じたライセンス活動を進めてまいります。

ドコモの特許ライセンス活動については以下をご参照願います。
ドコモの知的財産

  1. 標準規格に準拠した製品を製造、販売、使用などするうえで特許権者からライセンスを受けなければ特許権の侵害を回避することができない特許。
  2. ETSI(欧州電気通信標準化機構)に対して必須であると宣言した特許ファミリーの、全世界の登録特許および特許出願数(2023年2月28日時点)。特許ファミリーとは、ある特許出願を基礎として複数の国へ出願した特許のグループ。
  3. 複数の特許権者が保有する標準必須特許を一括してライセンスする仕組み。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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