報道発表資料

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Tリーグとドコモが「トップパートナー契約」を締結、ならびにTリーグとNTTぷららが映像配信の契約を締結
<2020年3月18日>

一般社団法人Tリーグ
株式会社NTTドコモ
株式会社NTTぷらら

一般社団法人Tリーグ(以下、Tリーグ)と株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、スポーツ観戦における新たな体験価値の創造と、スポーツ業界のエコシステム構築などを通じたファン拡大を目的に、2020年4月1日(水曜)を契約開始日とする「トップパートナー契約1」を締結しました。併せて、株式会社NTTぷらら(以下、NTTぷらら)は、ノジマTリーグ2019-2020シーズンに引き続き、Tリーグと映像配信に係る契約を締結しました。
契約期間は、どちらも2020-2021シーズンから、2023-2024シーズンまでの4シーズンです。

ドコモとNTTぷららは、卓球「Tリーグ」の開幕当初から、映像配信サービス「dTVチャンネル®」および「ひかりTV」で、公式戦全試合の映像や、AI技術を活用したダイジェスト映像などを配信し、「Tリーグ」の魅力をお伝えしてきました。
今後はTリーグとの「トップパートナー契約」および映像配信の契約に基づき、「Tリーグ」の各種プロモーション活動への協賛に加え、第5世代移動通信方式(以下、5G)、マルチアングル、360度カメラ、XR、AIハイライト2、自動スタッツ生成3などの先端技術を活用した公式映像の高度化と観戦体験の最大化、Tリーグの会員IDとドコモの「dアカウント®」との連携によるデジタルマーケティングの推進、公式デジタルサービスの企画・開発などに、Tリーグと共同で取り組みます。これらにより、卓球の魅力を新たな視点から、より多くの方に発信していきます。

Tリーグとドコモ、NTTぷららは、「Tリーグ」のさらなる発展を通じて、日本国内のスポーツ産業の持続的成長に貢献してまいります。

今回の協業概要および契約締結にあたっての各社のコメントは別紙のとおりです。

  1. 「トップパートナー」とは、Tリーグのオフィシャルパートナーの区分の中で最上位に位置し、独占権や優先権を保有します。
  2. 「AIハイライト」とは、撮影した映像から、AI技術で自動的に生成されたハイライト映像です。
  3. 「自動スタッツ生成」とは、撮影した映像から、スタッツ情報(選手、チームのプレー内容に関する統計データ等)を自動的に生成することです。

別紙1 Tリーグ、ドコモ、NTTぷららによる協業の概要

1. 先端技術を活用した公式映像の高度化・観戦体験の最大化

5G、マルチアングル、360度カメラ、XR、AIハイライト、自動スタッツ生成などの先端技術を活用し、Tリーグの理念「卓球を科学する」を具現化することで、お客さま向けの新たな観戦体験と、競技者向けの新たなスキル習得環境を同時に創造します。

2. 会員ID連携によるデジタルマーケティングの推進、公式デジタルサービスの企画開発

試合来場者数や視聴者数の拡大および卓球ファンの新規獲得に向けて、ドコモが保有する顧客管理やデジタルマーケティングのノウハウと「dポイント」の会員基盤を活用し、Tリーグの会員IDと「dアカウント」を連携することで利用者を見える化して、世代を超えて卓球の魅力と常時触れ合えるサービスを創出します。

3. リモートプロダクションの充実

上記1の先端技術を集約したNTTぷららのリモートプロダクション機能を高度化させることで、試合映像・アリーナ演出などの観戦体験の最大化と、運用の効率化を同時に実現します。

  • 「リモートプロダクション機能」とは、編集機能や映像アーカイブなどのプロダクション機能を1か所に集約することで、試合会場ごとの設備・運営稼働・コストを削減できるものです。
観戦体験の最大化・映像制作の高度化観戦体験の最大化・映像制作の高度化

<参考>「Tリーグ」とは
2018年に発足した卓球の国内リーグ。男女計8チームに世界トップクラスの選手が所属し、秋(9月・10月)~春(3月・4月)にかけて日本全国でそのスピードと迫力に満ちた試合を展開している。将来的には、日本に存在するあらゆる階層の卓球チームが参加するリーグ構想で、世界トップレベルの競技をできる・観戦できるものから、身近なところで気軽に参加し楽しめるものまで、それぞれの競技志向に合った活動の場と、上をめざせる仕組みがシンプルにわかりやすく整備された状況の実現に向けて活動している。
URL:別ウインドウが開きますhttps://tleague.jp/

写真:Tリーグ写真:Tリーグ

別紙2 各社からのコメント

【Tリーグ チェアマン 松下 浩二】

このたび株式会社NTTドコモ、また、引き続き、株式会社NTTぷららとご一緒できることを大変嬉しく思います。
Tリーグでは理念の一つとして「卓球を科学する」ことを掲げております。このたび、ドコモとともに、マルチアングル視聴やデジタルコンテンツ(トレカ等)を含めた、公式サービスの共同企画を進めることや、また、NTTぷららの映像制作・配信技術を活用し、さらなる映像観戦スタイルの体験価値向上に取り組むことは、ファンの皆さまに、より卓球の魅力を伝えることに必ずやつながると思い、今からワクワクしております。
今後もTリーグではファン層の拡大に努め、より「Tリーグ」を、より卓球を楽しんでいただけるよう努めてまいります。
ドコモ、NTTぷららと作り上げる新しい卓球の魅力を是非とも楽しみにしてください!

【ドコモ 代表取締役社長 吉澤 和弘】

このたびドコモが、一般社団法人Tリーグとトップパートナーの契約ができたことを大変嬉しく思っております。
Tリーグとは、今後Tリーグの会員基盤の強化や観客数・視聴者数の拡大といった目標に向け、一緒に課題解決に取り組んでまいります。ドコモはこれまで、Jリーグさまを含むさまざまなパートナー企業と、「dポイント」を活用したデジタルマーケティングや、「d払い®」などによるキャッシュレス化に取り組んでおり、成果を出すとともにパートナー企業にもご好評をいただいております。さらに、スポーツファンの拡大に向けて、スポーツの新たな見方、楽しみ方についても検討を進めております。
2020年3月25日(水曜)から5Gの商用サービスを開始いたしますが、卓球観戦においても5Gを活用して、「Tリーグ」ファンの方々にとっての新たな見方、楽しみ方を提案・開拓してまいります。また、NTTぷららと連携して、映像制作から配信に至るまで、映像に係る高付加価値化と業務効率化に取り組み、Tリーグの事業に貢献していきたいと思っております。

【NTTぷらら 代表取締役社長 永田 勝美】

NTTぷららは、「Tリーグ」発足当初の2018-2019シーズンから、「ひかりTV」および「dTVチャンネル」において試合映像を配信してまいりました。このたび、引き続きTリーグと映像配信の契約を締結することができたことを大変嬉しく思っております。これまで、コンテンツの新たな視聴体験を実現するため、マルチアングル、AR、MRなど映像サービスの高度化を図ってきましたが、今後は、さまざまなパートナー企業と連携するなかで培ってきた経験・ノウハウをさらに加速させ、先端技術を活用した映像サービスの新たな価値創造に向けて推進してまいります。
卓球ファンの皆さまに「Tリーグ」をより一層お楽しみいただけるよう、スポーツコンテンツの新たな楽しみ方を提案していくとともに、「Tリーグ」中継の運用面において、リモートプロダクションの導入を検討するなど運用効率の向上を図り、ドコモとともに「Tリーグ」のさらなる発展に貢献していきたいと思っております。

写真写真
左から ドコモ 代表取締役社長 吉澤 和弘、Tリーグ チェアマン 松下 浩二、NTTぷらら 代表取締役社長 永田 勝美

  • 「dTVチャンネル」「dアカウント」「d払い」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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