報道発表資料
Magic Leap,Inc.との資本・業務提携に合意
<2019年4月26日>
株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)は、5G時代における新たな付加価値の提供をめざし、空間コンピューティングを利用したMR領域の取り組みを強化するため、Magic Leap,Inc.(本社:米国フロリダ州、最高経営責任者Rony Abovitz、以下Magic Leap社)と資本・業務提携について、本日合意しました。
MRは高臨場感のあるデジタル体験や、リアルとデジタルが融合したインタラクティブなサービスなど、これまでにない新たな付加価値を提供することが可能となる技術であり、今後大きな成長が見込まれる領域です。ドコモは最先端の空間コンピューティング技術を有するMagic Leap社との提携を通じ、5Gの持つ高速・大容量・低遅延といった特長や、dアカウント®をはじめとしたドコモのアセットとの連携を行うことで、日本国内における空間コンピューティングを利用したMRサービスの創出と市場の拡大をめざします。
【資本提携の概要】
ドコモはMagic Leap社に対し、2.8億ドルを出資
【業務提携の概要】
- Magic Leap社が今後日本国内向けに提供を予定している空間コンピューティングを利用したMRコンテンツの配信プラットフォームにおける、dアカウント連携などの日本版対応を共同で推進
- ドコモが提供するサービスの空間コンピューティングを利用したMR対応や、ドコモの5Gパートナーなどとの連携により、日本市場におけるMRコンテンツの開発および普及を共同で促進
- Magic Leap社が今後日本国内向けに提供を予定している空間コンピューティングデバイスのドコモによる販売権の取得
【Magic Leap社について】
Magic Leap社は「人とテクノロジーが融合されたより良い世界を創る」というミッションを掲げた空間コンピューティングカンパニーです。コンピューターの未来を切り開くクリエイターと技術者は、自分の身の回りの世界とデジタルコンテツを結び付けて、見て触れることができる軽量なウェアラブルデバイス「Magic Leap One」を提供しています。フロリダにある本社をはじめ、世界各国に拠点を展開しています。
会社名 | Magic Leap,Inc. |
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代表者 | Rony Abovitz |
所在地 | 7500 W Sunrise Blvd,Plantation FL,US |
設立 | 2011年 |
主な事業内容 | 空間コンピューティングヘッドセット等のハードウェアの開発・販売、及びハードウェア向けアプリ等のソフトウェアの開発・販売 |
サイトURL | https://www.magicleap.com/ |
【ドコモのXR分野に関する取り組みについて】
映像分野におけるスタイル革新を実現するために、ドコモはパートナーとともに、現在推進しているAR/VRの取り組みを着実に遂行していき、今回のMagic Leap社との提携を通じて、MR領域市場の創出もめざします。
参考 空間コンピューティングを利用したサービスイメージ
空間コンピューティングを利用したコンテンツの多くはデジタル空間と現実空間を結びつけることを特徴としています。自宅のリビングでゲームコンテンツを利用した場合、リビングとゲームの世界を融合することができるため、実際のリビングの壁からキャラクターが出てきたり(画像左上)、テーブルの上にキャラクターを置いて歩かせることができるなど(画像右下)、これまでにない臨場感あるインタラクティブな体験を提供します。
<Magic Leap One>
現在米国などで提供されているMagic Leap社の軽量なウェアラブルデバイスは、リアルとデジタルを融合したインタラクティブな世界を提供します。
モニター画面がなくても、普段物などに触れているのと同じような感覚で、シームレスにデジタルコンテンツに見て触れることが可能です。
- MAGIC LEAP、MAGIC LEAP ONE、Magic LeapロゴはMagic Leap社の商標または登録商標です。
- 「dアカウント」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。