報道発表資料
(お知らせ)ドコモ標準化カウンセラー橋本 明が国際電気通信連合(ITU)の無線通信規則委員会委員に当選
<2018年11月6日>
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)の標準化カウンセラーである橋本 明は、国際電気通信連合(以下、ITU)の全権委員会議にて2018年11月5日(月曜)に実施された選挙において、無線通信規則委員会(以下、RRB)委員に選出されました。
ITUは193の国が加盟する電気通信に関する国際連合の専門機関であり、国際的な周波数の分配や電気通信の標準化、開発途上国に対する支援などを主な任務としています。
RRBはITU憲章および条約に基づき、無線通信に関する規則や技術基準の承認などを行う委員会で、12人の委員がITUの全権委員会議において選出されます。
ドコモの標準化カウンセラーである橋本 明は、ITUの無線通信部門にてモバイル関連の委員会など多くの議長職を歴任するなど、30年にわたる経験と豊富な知識を有しており、今回の選挙で選出され、2019年初頭より就任することとなりました。
ドコモおよび橋本 明は、今後も国際的な標準化の場であるITUにおいて、無線通信分野の発展に積極的に貢献してまいります。
なお、ITUおよびRRBの概要、橋本 明の略歴は別紙の通りです。
別紙 橋本 明およびITU・RRBの概要
1. ITUの概要
国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union、本部:スイス・ジュネーブ)は電気通信に関する国際連合の専門機関で、193の国が加盟しています。
国際的な周波数の分配、電気通信の標準化、開発途上国に対する支援などを主な任務としています。
2. RRBの概要
無線通信規則委員会(RRB:Radio Regulations Board)は、ITU憲章及び条約に基づき、以下の任務を行う組織として設置されています。
- 無線通信規則ならびに世界無線通信会議の決定に適合した手続き規則・技術基準を承認
- 関係主管庁の請求により、有害な混信の事案の調査に関する無線通信局長の報告を審査し、必要な勧告を作成
RRBは12名の委員で構成され、地域ごとに定められた人数※1
が、全権委員会議において選出されます。
この度アラブ首長国連邦(ドバイ)で開催されたITU全権委員会議において、現地時間の11月5日(月曜)よりRRB委員選挙が行われ、橋本 明が12名のRRB委員の一人に選出されました。
3. 橋本 明の略歴
1970年3月 | 東京大学工学部卒業 |
1970年4月 | 日本電信電話公社(現NTT)入社 |
1995年 | NTTワイヤレスシステム研究所 無線方式研究部長 |
1998年 | 株式会社NTTドコモ 無線リンク開発部長 |
2001年 | 同 無線標準化推進室長 |
2016年 | 同 標準化カウンセラー (現在に至る) |

- 米州(2名)、欧州(2名)、CIS東欧(2名)、アフリカ(3名)、アジア・太平洋(3名)
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