報道発表資料

フレキシブルディスプレイに対応したUI技術を開発
-さまざまなコンテンツが伸縮するディスプレイに合わせて最適に表示されるUXを創出-
<2016年11月15日>

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、ディスプレイを曲げることのできるフレキシブルディスプレイを用いたロール型デバイスのコンセプトを考案し、伸縮するディスプレイの変化に合わせてコンテンツを最適化するUI1技術を2016年11月14日(月曜)に開発いたしました。

近年、折り曲げることのできるフレキシブルディスプレイがディスプレイメーカーから発表されております。
ドコモは、今後のフレキシブルディスプレイを活用したスマートフォンを見据え、ディスプレイの一部をロール形状に巻き取ることにより、スマートフォンサイズからタブレットサイズまで、任意のディスプレイサイズに筐体を伸縮することができるロール型デバイスのコンセプトを考案いたしました。本コンセプトに基づき、ディスプレイの巻き取り量をセンシングすることで、さまざまなコンテンツがディスプレイのサイズに合わせて、最適に表示される新たなUX2を創出するためのUI技術を開発いたしました。

例えば、動画をスマートフォンサイズで視聴し、より大画面で視聴したい場合、ロール型デバイスにおいて、筐体を引き伸ばすことでディスプレイサイズが大きくなり、本技術によってタブレットサイズの大画面で最適に表示が可能となります。これにより、スマートフォンやタブレットなど異なるディスプレイサイズでの動画の視聴を一台の端末でお楽しみいただけます。

なお、本開発にあたり、フレキシブルディスプレイパネルの提供については、株式会社半導体エネルギー研究所の協力をいただいております。
本技術は、2016年11月17日(木曜)、18日(金曜)にドコモR&Dセンタで開催するイベント「DOCOMO R&D Open House 2016」にてご覧いただけます。

ドコモは今後も、将来登場する新しいデバイスやサービスを想定し、それらの登場に合わせた新しく快適なUI技術の開発およびUXの創出をめざしてまいります。

  1. UIとはコンピュータとその利用者である人間との間における、情報伝達のためのインターフェース。
  2. UXとはある製品やサービスを利用・消費すること通じて得られる体験の総称。

別紙 フレキシブルディスプレイに対応したUIの概要

1. 概要

本コンセプトデバイスは、ディスプレイの一部をロール形状に巻き取ることにより、スマートフォンサイズからタブレットサイズまで、任意のディスプレイサイズに筐体を伸縮することができるロール型デバイスのコンセプトを考案いたしました。本コンセプトに基づき、ディスプレイの巻き取り量をセンシングすることで、さまざまなコンテンツがディスプレイのサイズに合わせて、最適に表示される新たなUXを創出するためのUI技術を開発いたしました。

2. 特長

例えば、動画をスマートフォンサイズで視聴し、より大画面で視聴したい場合、ロール型デバイスにおいて、筐体を引き伸ばすことでディスプレイサイズが大きくなり、本技術によってタブレットサイズの大画面で最適に表示が可能となります。これにより、スマートフォンやタブレットなど異なるディスプレイサイズでの動画の視聴を一台の端末でお楽しみいただけます。

3. イメージ図

例えば、動画をスマートフォンサイズで視聴し、より大画面で視聴したい場合、ロール型デバイスにおいて、筐体を引き伸ばすことでディスプレイサイズが大きくなり、本技術によってタブレットサイズの大画面で最適に表示が可能となります。これにより、スマートフォンやタブレットなど異なるディスプレイサイズでの動画の視聴を一台の端末でお楽しみいただけます。


報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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