ドコモクラウドのサービス拡充
-「しゃべってコンシェル」の機能拡充、「電話帳」「spモードメール」のクラウド化-
<2012年10月11日>
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下ドコモ)は、2012冬モデルの提供に合わせて、「しゃべってコンシェルTM」の機能拡充、「電話帳」「spモードメール®」のクラウド化を2012年11月以降順次行い、「ドコモクラウドTM」のサービスを拡充してまいります。
1. 「しゃべってコンシェル」の機能拡充
- (1)検索対象の拡大 <サービス開始時期:2012年11月予定>
- 情報検索の対象ジャンルや呼出対象機能を拡大し、話しかけるだけでより適切なサービスや機能を利用することができます。また、一部の情報検索の対象ジャンルでは、性別や年齢などに合わせ、お客さま個人にパーソナライズされた回答が可能になります。
- (2)しゃべってキャラ機能の追加 <サービス開始時期:2012年11月予定>
- 「しゃべってコンシェル」のキャラクターを、自分の好きなキャラクターに変更できるようになります。さらに、そのキャラクターに合わせた音声をクラウド上で合成して回答するほか、キャラクターならではの雑談が可能になるなど、お客さまの楽しみ方が広がります。
- (3)iコンシェル®との連携 <サービス開始時期:2013年2月予定>
- iコンシェルとの連携により、お客さまの問いかけに対して普段使用する路線など、iコンシェルの設定情報に合わせて、パーソナライズされた回答が可能になります。
2. 「電話帳」のクラウド化 <サービス開始時期:2012年11月予定>
電話帳をクラウド化するとともに、サービス名を「ドコモ電話帳」として今後提供してまいります。電話帳のクラウド化により、機種変更時のデータ移行や、端末の故障時や紛失時など、クラウドからの電話帳データの復旧も簡単です。また、自分のプロフィール情報を変更した際に、電話帳に登録している友人等へ一斉に通知できる「電話帳変更お知らせ」機能などの便利な機能もご利用いただけます。
3. 「spモードメール」のクラウド化 <サービス開始時期:2013年1月予定>
spモードメールをクラウド化するとともに、サービス名を「ドコモメール」として今後提供してまいります。spモードメールのクラウド化でマルチデバイスでのメール利用が可能になり、機種変更時のデータ移行や、端末の故障時や紛失時など、データを消失した場合のデータ復旧も簡単です。また、クラウド化に合わせてUIやデザインを刷新し、よりわかりやすく直感的な操作が可能になります。
ドコモは、「モバイルを核とする総合サービス企業」を目指し、今後もお客さま一人ひとりにベストなサービスと安心・安全を提供してまいります。
別紙1 「しゃべってコンシェル」の機能拡充
1. 検索対象の拡大
(1)概要
「しゃべってコンシェル」は、お客さまの言葉の意図をクラウド上で解釈して、天気やニュースなどの適切な情報を回答したり、メール、アラームなどスマートフォンの機能を呼び出していますが、それらの対象となるジャンルや機能を拡大します。
情報検索の対象ジャンルは、占いやショッピングなどを加え17ジャンルから31ジャンルに拡大し、スマートフォンの呼出対象機能やサービスは、「iチャネル」や「災害用キット」などを加え9機能から104機能に拡大します。さらに、一部の対象ジャンルでは、性別や年齢などのプロフィール情報に合わせ、お客さま個人にパーソナライズされた回答が可能になります。
(2)サービス開始時期
2012年11月予定
(3)ご利用料金
無料1
(4)ご利用条件
spモード契約2
(5)対応機種
2012冬モデルのドコモ スマートフォン、ドコモ タブレット
(6)情報検索の対象ジャンル
合計31ジャンル
現在(17ジャンル) | 追加される対象ジャンル(14ジャンル) |
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(7)呼出対象機能や設定メニュー
合計104機能
対象機能の拡大に加え、新たに端末の設定メニューの呼び出しが可能になります。
現在(9機能) | 追加される主な対象機能や設定メニュー(95機能) |
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(8)サービス例
2. しゃべってキャラ機能の追加
(1)概要
「しゃべってコンシェル」は、「しゃべってコンシェル」の画面上に「ひつじのしつじくん」が表示され、質問に対して回答していますが、キャラクターを自分の好きなキャラクターに変更できるようしゃべってキャラ機能を追加します。
キャラクターは、「ひつじのしつじくん」や「メイドのメイちゃん」に加え、コンテンツプロバイダーが提供する合計35種類のコンテンツの中から、自分の好きなキャラクターに変更が可能です。さらにそのキャラクターに合わせた音声をクラウド上で合成して回答するほか、キャラクターならではの表現で雑談が可能になるなど、お客さまの楽しみ方が広がります。
(2)サービス開始時期
2012年11月予定
(3)コンテンツ利用料金1
「ひつじのしつじくん」「メイドのメイちゃん」 : 無料
コンテンツプロバイダー提供のキャラクター : コンテンツプロバイダーにより異なります。
(4)ご利用条件
spモード契約2
(5)対応機種
2012冬モデルのドコモ スマートフォン、ドコモ タブレット
(6)サービス開始時のしゃべってキャラ数(予定)5
35コンテンツ
(7)サービス例
©さくらプロダクション/日本アニメーション
(8)しゃべってキャラ一覧 <コンテンツプロバイダー提供>
(PDFファイルが開きます)しゃべってキャラ一覧 (PDF形式:232KB)
3. iコンシェルとの連携
(1)概要
「しゃべってコンシェル」は、iコンシェルと連携することで、パーソナライズされた回答が可能になります。普段使用する路線や道路など、iコンシェルの設定情報をもとに、よりお客さまに合わせた回答をするようになります。
(2)サービス開始時期
2013年2月予定
(3)ご利用料金
無料1
(5)対応機種
2012冬モデルのドコモ スマートフォン
(6)連携するiコンシェルの設定情報
- 鉄道運行情報
- 道路渋滞情報
- 終電アラーム
- 雨雲アラーム
(7)サービス例
- 1 別途パケット通信料がかかります。
- 2 spモードのご契約には、別途月額利用料315円(税込)がかかります。
- 3 「乗換(電車)」「地図/ルート案内」はお住まいのエリア情報、「占い」は生年月日情報、「恋愛」は性別情報とそれぞれ連携します。なお、プロフィール情報との連携について、プロフィール設定画面で各情報を削除(連携しない)することも可能です。
- 4 ショッピングは、12月提供予定です。
- 5 今後も順次拡大する予定です。
- 6 iコンシェルのご契約には、別途月額使用料105円(税込)がかかります。
別紙2 「電話帳」のクラウド化
1. 概要
ドコモは、電話帳をクラウド化するとともに、サービス名を「ドコモ電話帳」として今後提供してまいります。
電話帳をクラウド化することにより、ドコモアカウントの電話帳データがクラウド上に保存されるので、機種変更時のデータ移行や、端末の故障時や紛失時など、クラウドからの電話帳データの復旧も簡単です。また、電話帳のクラウド化に合わせて、自分のプロフィール情報を変更した際に電話帳に登録している友人などへ一斉に通知できる「電話帳変更お知らせ」機能や、自分のつぶやき・日記などの近況を友人などの電話帳に通知することができる「フレンドNEWS」機能を提供します。
さらに、パソコンなどのデバイスからインターネット経由で閲覧・編集できる機能も提供します。1
2. クラウド上での電話帳保存容量
50MB(最大3,000件)
3. サービス開始時期
2012年11月予定2
4. ご利用料金
無料3
5. ご利用条件
spモード契約4
6. 対応機種
2012冬モデルのドコモ スマートフォン、ドコモ タブレット5
7. 主な機能
(1)「電話帳変更お知らせ」機能
「電話帳変更お知らせ」機能とは、電話番号やメールアドレス、住所など、自分のプロフィール情報を変更した際に、電話帳に登録している友人などへ一斉に通知できる機能です。通知する本人はメールなどで一斉同報する煩わしさがなくなり、通知される友人は電話帳を最新の情報に保つことができます。
<通知できるプロフィール情報>
名前、プロフィール画像、電話番号、メールアドレス、住所、所属、誕生日、ウェブサイト、ニックネーム
<通知できる相手>
ドコモ電話帳をご利用で、かつクラウドの利用設定をされているお客さま
<画面イメージ>
フレンド通知設定 | 友人への通知 | 通知内容の取り込み |
フレンド通知設定画面で公開する項目と友人を設定します。 | 公開設定した友人の電話帳に通知が届きます。 | 友人からの通知内容を電話帳へ取り込みます。 |
(2)「フレンドNEWS」機能
「フレンドNEWS」機能とは、自分のつぶやき・日記などの近況を友人などの電話帳に通知することができる機能です。自分が友人に対して「SNS情報を通知する」という設定を行うと、友人の電話帳に自分のつぶやき・日記などの近況が表示されます。通知を受ける側の友人は、特別な設定は不要で、SNSを利用していなくても電話帳から確認することが可能です。
<通知できるSNSサービス>
twitter、Facebook、はてなダイアリー、Ameba、foursquare6
<通知できる相手>
ドコモ電話帳をご利用で、かつクラウドの利用設定をされているお客さま
<画面イメージ>
フレンド通知設定 | 電話帳のタイムライン |
フレンド通知設定画面で公開するSNSと友人を設定します。 | 公開している友人がSNSを利用していなくても、タイムラインにつぶやき等の一部が表示されます。 |
(3)パソコンからの閲覧、編集
パソコンなどのデバイスから、インターネット経由で閲覧・編集することが可能です。パソコンのマウス操作で、簡単に電話帳の編集や整理をすることができます。
<画面イメージ>
- 1 本サービスは、クラウド上の電話帳データが毀損又は消失等しないことを保証するものではありません。
- 2 パソコンなどからの閲覧、編集機能は、2013年2月予定です。
- 3 別途パケット通信料がかかります。
- 4 spモードのご契約には、別途月額使用料315円(税込)がかかります。
- 5 Android 4.1への対応ついては、ドコモ電話帳アプリのバージョンアップが必要となります。バージョンアップの提供は、2013年2月を予定しております。
- 6 友人1人につき、1SNSあたり最大5件のつぶやき・日記などが通知できます。タイムラインに表示できるフレンドNEWSの上限は、最大50件です。
別紙3 「spモードメール」のクラウド化
1. 概要
ドコモは、spモードメールをクラウド化するとともに、サービス名を「ドコモメール」として今後提供してまいります。
spモードメールをクラウド化することで、メールデータは全てクラウド上に保存されるので、スマートフォンやタブレットなど複数の端末からマルチデバイスに利用することが可能になります。機種変更時のデータ移行や、端末の故障時や紛失時など、データを消失した場合のデータ復旧も簡単です。また、今後パソコンなどからドコモメールを送受信する機能も提供する予定です。
さらに、わかりやすくUIやデザインを刷新したことで、従来よりも直感的なメール操作や文字入力が可能となり、使い勝手が向上します。12
2. メール保存容量
1GB(メール件数 最大8万件)
3. サービス開始時期
2013年1月予定3
4. ご利用料金
無料4
5. ご利用条件
spモード契約5
6. 対応機種
Android 4.0を搭載したドコモ スマートフォン、ドコモ タブレット67
7.画面イメージ
フォルダ一覧画面 | メール一覧画面 | メール詳細画面 | メール作成画面 |
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- 1 本サービスは、クラウド上のメールデータが毀損又は消失等しないことを保証するものではありません。
- 2 複数のスマートフォンやタブレットから利用する場合は、事前に「マルチデバイスグループ設定」の申込み行ったうえで、アプリ上で利用設定を「ON」にする必要があります。
- 3 パソコンなどからのメール送受信機能は、2013年度上半期の予定です。
- 4 別途パケット通信料がかかります。
- 5 spモードのご契約には、別途月額使用料315円(税込)がかかります。
- 6 ただし、ドコモアプリケーションマネージャーに対応していない「GALAXY NEXUS SC-04D」「らくらくスマートフォン F-12D」は、非対応です。
- 7 Android 4.1への対応ついては、サービス提供開始後、順次対応予定です。
- 各サービスの仕様は開発途中のため、サービス開始時とは変更となる可能性がございます。
- 本サービスは、クラウド上のメールや電話帳のデータが毀損又は消失等しないことを保証するものではありません。
- 「しゃべってコンシェル」「spモードメール」「ドコモクラウド」「iコンシェル」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。
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