NTTドコモとオムロンヘルスケアが健康・医療ビジネスで提携
<2011年12月7日>
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
オムロンヘルスケア株式会社
NTTドコモ(以下ドコモ)と、オムロンヘルスケア株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役社長:宮田 喜一郎、以下オムロンヘルスケア)は、両社の経営資源を活用し、健康・医療支援サービスの開発・提供を目的とする新会社設立を前提とした業務・資本提携の検討を行うことについて、本日、基本合意いたしました。
新会社では、ドコモが提供する健康管理や疾病予防のサポートサービス「docomo Healthcare」と、オムロンヘルスケアが提供する健康管理サービス「ウェルネスリンク」のプラットフォームを活用し、より簡易に個人が健康管理できる利便性の高い健康・医療支援サービスの提供を目指してまいります。
具体的には、グローバルで高いシェアを持つオムロンヘルスケアの健康医療機器(血圧計・体重体組成計・歩数計等)と、ドコモのスマートフォンなどを機器連携させることで、体重や血圧などの測定データをはじめとした健康・医療データを、簡易に蓄積・管理できる環境を構築します。
その上で、健康関連コンテンツを保有する企業などとの連携により幅広いサービスの展開を図ってまいります。
また、将来的には、医療機関とも連携し、患者と医療従事者間の円滑なヘルスケアコミュニケーションを創出し、モバイル技術等を利用した遠隔・在宅医療の実現を目指し、取り組んでまいります。
- 新会社の設立
ドコモとオムロンヘスルケアは、両社のアセット・強みを活かした新たな健康・医療支援サービスの開発・提供を目的に、2012年6月を目途に新会社を設立することを検討してまいります。
<新会社の概要(予定)>
- 設立時期 : 2012年6月(予定)
- 会社形態 : 株式会社
- 出資金 : 未定
- 出資比率 : ドコモ51%以上、オムロンヘルスケア49%以下
- 両社で検討する共同事業内容
- 個人の身体・健康・医療データを管理できるサービスの提供
- 個人の身体・健康・医療データと、様々な医療情報とを連携させたサービスの提供
- 上記のサービスを可能とするプラットフォームの構築・提供
- オムロンヘルスケアの健康医療機器とプラットフォームとの連携
- ドコモの健康支援サービスなどとの連携
- 将来的な医療サービスの検討(遠隔医療や在宅医療など)
提携により実現を目指すサービスのイメージ
健康・医療分野におけるドコモの取組み実績
- 携帯電話を活用した健康支援サービス「i Bodymo®」の提供
- スマートフォン、PC上での医療従事者向け生涯教育サービス「MD+(エムディープラス)®」の提供
- 東大病院 社会連携講座における受診・治療支援サービスの共同研究
- 医療関連企業との共同トライアル実施(株式会社アインファーマシーズとの「お薬手帳」など)
- 「FeliCa」は、ソニー株式会社の登録商標です。
- 「Bluetooth」は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標です。
- 「i Bodymo」「MD+(エムディープラス)」は、NTTドコモの登録商標です。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。