IMSジャパンと医療従事者向けサービスに関する業務提携に合意
<2010年11月2日>
NTTドコモ(以下ドコモ)は、IMSジャパン株式会社(以下IMSジャパン)とモバイルICTを利活用した医療従事者向けサービスおよびアプリケーションの提供で業務提携することに、本日合意しました。
今後両社は、スマートフォンやタブレット型端末などの高機能化するモバイル端末を医療従事者の業務に役立てるためのアプリケーションの提供をはじめとして、医療分野でのモバイルICT利活用の促進、ひいては、医療の質の向上に向けて、共同で検討してまいります。
業務提携の趣旨
“安全・安心な医療を享受できる社会の実現”が求められている中、最新の医療情報・知見の共有による、科学的根拠に基づいた医療の実践がますます重要になってきています。また、簡便にインターネットにアクセスできるスマートフォンやタブレット型端末などの高機能化するモバイル端末の利用は年々増加しており、タイムリーな医療情報の入手、情報格差の解消における利活用への期待も高まっています。
そこで、今後両社は、相互の顧客基盤・ノウハウを融合し、相互に緊密に協力することで、両社のサービスをご利用するお客様の利便性を向上させ、更にはモバイルICTを利活用した新たなサービスを提供することで医療の質の向上に貢献する事を目指します。
業務提携の内容
医薬品の安全性情報データの提供サービスをスマートフォンに対応
現在、IMSジャパンがパソコン向けに提供している、薬剤の安全性情報を入手可能な医薬品副作用相互作用検索サイト「安心処方infobox®」のスマートフォン版アプリケーションを開発・提供します。なお、スマートフォン版の「安心処方infobox®」はドコモの「MD+®」と合わせて無料でご利用いただくことができ、医療や薬剤に関する幅広い情報収集が可能となります。
提供時期: 2011年春(予定)
今後の検討内容
- 医療従事者向けにモバイルICTを利活用した医薬品安全使用のコンテンツ(情報)サービスの提供
- IMSジャパンが提供する各種医薬品情報および分析力と、ドコモの幅広い顧客基盤・モバイルICT関連ノウハウを融合し、新たな付加価値を世の中に提供するサービスの検討
- 「安心処方infobox」は、IMSジャパンの登録商標です。
- 「MD+(エムディープラス)」は、NTTドコモの登録商標です。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。