FOMAユビキタスモジュール「FOMA UM01-HW」を発売
<2010年9月22日>
NTTドコモ(以下ドコモ)は、FOMA®ユビキタスモジュール®「FOMA UM01-HW」を、2010年9月30日(木曜)より発売いたします。
これまでドコモは、FOMAユビキタスモジュールにより、自動販売機の在庫管理やタクシー・バスなどの運行管理、電力・水道・ガスなどの遠隔検針、情報掲示システムへのコンテンツ配信、モバイル決済などのB2B利用を中心にマシンコミュニケーション市場の拡大を図って参りました。
今回発売する「FOMA UM01-HW」は、従来製品に比べて低価格化を実現し、さらには、従来のパケット通信に加え、FOMAユビキタスモジュールとしては初めて音声通話機能やSMS機能(ショートメッセージサービス)、国際ローミングに対応しました。これらの新機能を搭載し、低価格なFOMAユビキタスモジュールを販売することで、マシンコミュニケーション市場の更なる活性化を図ってまいります。
【「FOMA UM01-HW」の主な特長】
- 従来製品と比べ低価格を実現
従来製品と比較し、低価格化を実現しております。これにより、様々な分野でFOMAユビキタスモジュールを活用したソリューションが可能となります。
- 音声通話、SMS、国際ローミングに対応
従来のパケット通信機能に加え、音声通話機能・SMS機能もご利用いただけるようになり、さらに国際ローミングに対応しました。例えば、音声通話への対応は、エレベーターでの緊急連絡用のインターホン機能の実装や、SMS機能への対応では、より簡易に情報掲示板などへのテキストの配信などが可能となります。また、国際ローミングについては、海外にある建機などの稼動管理を行うことができるなど、新たな利用シーンに対応することができます。
販売開始日 : 2010年9月30日(木曜)
販売方法 : 全国のドコモ法人営業部門およびパートナー企業によるシステム販売
「FOMA UM01-HW」の概要
主な仕様
対応サービス | FOMAパケット通信 FOMA音声通話 SMS(ショートメッセージサービス) |
無線周波数帯 | [3G]2,100MHz/850MHz/800MHz [GSM]1,900MHz/1,800MHz/900MHz/850MHz |
データ通信速度 | [上り]最大64kbps [下り]最大384kbps |
シリアル伝送速度 | [シリアルインターフェース(UART)]最大230,400bps [USBインターフェース]USB2.0 Fullspeed対応 |
サイズ | 幅 約45.0mm×奥行き 約31.0mm×厚さ 約5.4mm |
質量 | 約11グラム |
環境条件 | [動作環境]温度:-20℃〜75℃ 湿度:5〜95%(結露なきこと) [保存環境]温度:-40℃〜90℃ 湿度:5〜95%(結露なきこと) |
消費電流 | [待受時(アイドル状態)]平均60mA以下(GSM)、平均50mA以下(3G) [待受時(スリープモード)]平均2.5mA以下(GSM)、平均2mA以下(3G) [通信時、ソフトウェア更新時]450mA以下(GSM)、620mA以下(3G) |
外部インタフェース |
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搭載機能1 |
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商品の外観
FOMAユビキタスモジュールの活用イメージ(参考)
現在、ドコモが提供するFOMAユビキタスモジュールは、各種デバイスに組み込まれ、様々なソリューションを行っております。
活用例
- 在庫管理 : 自動販売機などの商品を遠隔把握
- 運行管理 : バスやタクシーなどの運行管理
- 遠隔検診 : 電力・ガス・水道などの遠隔検針
- 遠隔監視、管理 : 建機やエレベーターなど遠隔監視、管理
- 情報配信 : 情報掲示システムなどへのテキスト配信
- 遠業務支援 : 在庫確認や顧客情報の問い合わせ
- 「FOMA/フォーマ」「FOMAユビキタスモジュール」は、NTTドコモの登録商標です。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。