説明会資料
主なQ&A(2020年度 第1四半期決算後スモールミーティング)
実施日:2020年8月7日
内容につきましては、ご理解いただきやすいよう部分的に加筆・修正をしております。
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質問者1
Q1 モバイル通信サービス収入の動向について。ARPUは堅調だが、収入総額は下落している。楽天モバイル、UQモバイル、Yモバイルのような競合他社への流出影響や総務大臣裁定によるMVNO向け料金見直し影響なども踏まえ、背景を教えてほしい。
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Q2 ARPUは堅調な一方で、収入が伸び悩むのはドコモブランドの回線数やMVNO契約数を慎重にみているためか。また、楽天MVNOのMNOへの移行なども計画に織り込んでいるのか。
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Q3 スマートライフ領域の営業利益について。第1四半期はしっかりと利益が出ているが、決算アナリスト説明会では第2四半期以降は事業拡大に向けて色々と投資していくと説明があった。具体的にどういった拡販、プロモーション、投資をしていくのか教えてほしい。
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質問者2
Q1 配当に対する考え方について。今回は5円増配となったが、今期を含めて業績次第では従来のペースである10円増配に見直す考えはあるか。それとも今後は5円刻みの増配とした上でより自社株買にシフトしていく考えなのか。
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Q2 ドコモはDSSについてはあまり積極的ではなく、5Gで割り当てられた周波数の中でネットワークを展開していく考えという理解で良いか。
他社はDSS活用して基地局を増やしていくと説明しており、ドコモはエリアカバレッジの面でコンシューマー目線では競争上不利になると思うが、どう考えるか。開く
Q3 5Gならではの性能を提供しようとする点でドコモはとても誠実だと思うが、お客さまはそこまで考えていないのでは。
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質問者3
Q1 スマートライフ領域におけるカテゴリ毎の営業収益の構成比(2020年度第1四半期、前年同期)は。
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Q2 2020年度1Qの構成比の合計値が100%にならないが、5%単位での細かな収入のずれという理解でよいか。
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Q3 コンテンツ・ライフスタイル分野における主要サービスについて、他社と比較した際の優位点や、強化すべき点について教えてほしい。
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Q4 DAZN for docomoはワールドカップのシーズン中などイベントがある時期に盛り上がり、オフシーズンになると解約となるという理解でよいか。
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Q5 他の企業がローカル5Gに参入することでモバイルキャリアはマイナスの影響を受けるのか。また、ドコモはローカル5Gの構築支援を行うとのことだが、それによる収益規模はどの程度を想定しているのか。
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質問者4
Q1 20年度のモバイル通信サービス収入は減収ということだが、ARPUの上昇傾向を踏まえると、下期に向けては増収になるのか。
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Q2 決算説明会で、2023年度は営業利益9,900億円を達成するためにスマートライフ領域を中心に利益を伸ばしていくという発言があった。そのためには今後3年間でスマートライフ領域の利益を約1,000億円伸ばす必要があるが、どの分野をいくらくらい伸ばしていくのか。特に金融・決済分野では、いつまで先行投資を行い、いつから利益拡大が見込めるのか教えてほしい。
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質問者5
Q1 廣井常務が財務のトップに就任したが、あらためてドコモの経営資源の配分について考え方を伺いたい。特に企業買収についての考え方の変化やNTTとの連携が緊密になる点について、どのように財務戦略に現れてくると考えているか。
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Q2 財務資源獲得の基本方針やレバレッジに対する考え方は。
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Q3 ドコモは5GのBtoBビジネス創出に非常に力を入れており、ドコモ5Gオープンパートナープログラムのパートナー数は3,400社を超えているかと思うが、新型コロナウイルス影響によるパートナー数の増減はどのような見通しか。5Gに注力している場合では無くなった企業がある一方、社会的要請から様々な事業機会が創出される余地もある。2~3年後の展望を含め教えてほしい。
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質問者6
Q1 2023年度営業利益9,900億円への回復について、牽引するのはスマートライフ領域で中でも金融決済事業とのことだが、金融決済の利益成長は現行のdカードやd払い、それに紐付くdポイントの経済圏を拡大させればその延長線上でターゲットとする利益水準の達成が可能ということか。銀行や証券などの分野のサービス拡充といった非オーガニックな成長も含めた見通しなのか、考え方を教えてほしい。
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Q2 先日のソフトバンクの決算を見ると、4~6月の楽天MNOへの顧客流出は従来の楽天MVNOに対する流出数と大差ない傾向であったとのことだが、ドコモも同じ傾向か。4~6月は新型コロナウイルス影響で消費者にとって携帯電話を買い替えることが生活面で優先度が低かっただけで、コロナ影響が沈静化したら楽天MNOは脅威となるのか。それともドコモの通信品質や光セット割などの効果があるため、現時点での楽天の料金プランと通信品質では脅威ではないのか。前四半期と現時点での考え方の変化を教えてほしい。
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質問者7
Q1 競合各社は2023年度に過去にない利益レベルをめざすという中期目標を発表したが、ドコモだけは過去の利益水準に戻す計画となっている。全社とも規制業種ということを踏まえると状況は同じであり、投資家や株主に向けたメッセージとしてドコモは他社に劣後していると思わざるを得ない。中期的に過去の利益水準に戻すことが目標になってしまうのは投資家目線では問題がある。ドコモが自分自身を成長企業であると認識しているのであれば、そういったメッセージを発信するべきタイミングにきているのではないか。
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Q2 社会貢献は素晴らしい理念だと思うが、投資家に対するコミュニケーションの中でドコモがコミットメントしているのは、増配だけしかないと思う。増配するのであれば、DPSやEPSを中期的にこの水準にしたいといった、何かしらの財務数値を用いて方向性を示して頂かないと、投資家がついてこないのではないかと感じている。財務数値という観点で中期的な目標はどうか。
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Q3 契約数見通しについて。iモード/SPモードの合計数は純減している。楽天モバイルの新規参入や格安携帯、セカンドブランド等があり消費者のニーズが多様化してきていると思うが、その対応ができていない為に純減が続いているのではないか。今のやり方のままでよいのか、それともビジネスのやり方を変えないといけないのか、契約獲得という側面ではどう考えるか。
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質問者8
Q1 dカードが1,300万契約を突破したとあるが、PayPayは既に利用者が3,000万人を超えている。僅か1年で3.5倍の利用者となった。加盟店開拓においても競合のスピード感が早く、ドコモは出し抜かれている感じがする。もう少しスピード感を上げて対応できないのか。
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Q2 目標はかなり目線を上げてやっていくということでよいのか。このサービスは先行者が有利になると思うが、スピード感は上がってきているのか。
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Q3 5Gについて伺いたい。他社はパブリックとローカルの中間解としてプライベート5G等と言っている。必ずしもローカル5Gに拘る必要は無いと思うが、ドコモの考えを教えて頂きたい。
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Q4 現在、一人のお客様が使う平均的なデータ利用量は、ドコモが有利なポジションにあるのか、それとも他社が有利なのか。今後、5Gに移行が進み、容量面においてドコモが有利になる為に、どういう施策を実施するのか。他社は、ギガモンスターを展開することで一人当たりのデータ利用量が多いことがアドバンテージになっているという話をよくしている。
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質問者9
Q1 5Gについて、DSSを活用した局数展開の規模感を教えてほしい。その際、周波数のマネジメントはどうしていくのか。
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Q2 各通信キャリアは通信の顧客基盤の上に非通信サービスを乗せるスタイルで非通信事業を展開しているが、その中で各社が成功している分野は通信の顧客基盤と親和性が高い分野だと思う。ドコモが他社の成功事例を見て、親和性が高いと判断できる分野はドコモでも強化するといったことは考えているのか。それとも、独自の戦略をもって進める方針か。例えば、KDDIでは金融分野のじぶん銀行などは存在感があると感じる。
また、ソフトバンクなども電力のリテール事業を展開してきているが、ドコモでは電力事業の展開を考えていないのか。開く