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説明会資料

社長コメント(2015年1月29日 2015年3月期 第3四半期決算について)

NTTドコモ社長の加藤でございます。

第3四半期の決算概況につきましては、営業収益は前年同期比1.1%減の3兆3,268億円、営業利益は前年同期比14.7%減の5,871億円となりました。中間決算時に見直した計画に対しては、順調に進捗しております。一方で、今年度特有の新料金影響などの変動要因もあることから、期末に向けリスクコントロールを徹底し、株主・投資家の皆様にお約束した6,300億円の営業利益を必ず達成したいと考えております。

オペレーション数値につきましては、新料金プランの拡大、iPhone 6や冬春モデルにより、改善傾向が継続しております。純増数は前年同期比 約3.4倍の217万契約と大幅に増加しました。解約率も0.70%と、引き続き低水準を維持しております。スマートフォン利用数は、前年同期比 約1.2倍の2,733万契約と順調に成長しております。
新料金プランの契約数は12月末時点で1,354万契約、1月11日には1,400万契約を突破し、お客様から引き続き大変ご好評いただいております。収支への影響も11月に底打ちし、第4四半期以降も、改善トレンドは継続する見込みです。
LTEネットワークにつきましては、高速化を推進しております。通信速度100Mbps以上に対応した基地局数は年間計画である4万局を既に前倒しで達成しました。年度末までには計画を上回る5万局まで拡大する予定です。また、3月中にLTE-Advancedサービスを提供開始し、国内最速となる受信時最大225Mbpsの超高速通信を実現する予定です。
「dマーケット」契約数につきましては、1月11日に1,000万契約を突破しました。取扱高は前年同期比 約30%増加し、528億円となりました。dマガジンやdヒッツ、d fashionの利用拡大が成長を牽引しております。
コスト削減の取り組みも順調に進捗しております。年間削減計画1,050億円に対して740億円を実施しました。
自己株式の取得も着実に進行しており、年度当初に設定した取得枠5,000億円のうち、12月末時点で約3,700億円の取得を完了しております。

本日、決算発表にあわせまして、光ブロードバンドサービス「ドコモ光」の概要を発表しました。この「ドコモ光」は、移動通信と固定通信のワンストップ化、スマートなホームサービスの実現、モバイル事業の競争力強化の3つを目的としており、お客様には、「おトク」「簡単」「便利」を感じていただけるものと確信しております。サービス開始は3月1日を予定しています。

いよいよ春商戦本番を迎えます。利益目標の達成に向け、全社一丸となって邁進して参ります。株主・投資家の皆様におかれましては、引き続きご支援賜りますよう、お願い申し上げます。

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