説明会資料
社長コメント(2013年4月26日 2013年3月期 決算について)
NTTドコモの加藤でございます。
2012年度の決算につきましては、営業収益は4兆4,701億円と前年度比2,301億円の増収、営業利益は減益となりましたが、目標を172億円上回る8,372億円を確保いたしました。また、当期純利益は4,956億円と、前年度比317億円の増益となりました。
2012年度は、ドコモクラウドサービスの展開、Xiサービスエリアの拡充に取り組み、スマートフォンの販売数は対前年度比50.7%増の1,329万台、Xi契約数は前年度比約5倍の1,157万契約となり、その結果、スマートフォンユーザ基盤は前年度末比約2倍の1,870万まで拡大することができました。また、dビデオを中心にdマーケットの普及にも注力した結果、dマーケット収入は前年度比約11.5倍の230億円と、順調に拡大しております。
2013年度は、モバイル領域において「わかりやすく、選びやすい最先端のデバイス」、「つながる、つかえる、高品質なLTEネットワーク」、「お得で安心、便利にご利用いただけるサービス」をご提供し、スマートフォン、Xiサービスの更なる普及・拡大に努めてまいります。また、新領域においては、ドコモクラウドを活用した先進的なサービスの展開や、他社との協業をすすめていくことで収益の拡大を図ります。これらの取り組みを着実に実行することに加え、経営体質の強化に向けた構造改革を全社一体となって遂行し、営業利益8,400億円の達成を目指します。なお、株主の皆様への2013年度の年間配当は、「安定的配当の継続」を株主還元方針として、1株あたり6,000円とさせていただく予定です(2013年10月1日に1株につき100株の割合で株式分割を実施する予定のため、実際の期末配当は1株あたり30円となる予定です)。
ドコモはお客様一人ひとりの「スマートライフのパートナー」として、お客様の生活が安心、安全、便利で快適になるよう、事業の発展と持続的成長に向けた経営を進めて参ります。株主、投資家の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。