#14 ミライQuestions 誰もがスポーツを楽しめる未来って?
レッドハリケーンズSDGs

スポーツをする人、
見る人、支える人。
スポーツを愛するみんなでできる環境貢献があるって、ほんと?

地球温暖化をはじめとする、環境問題。
このまま続くと、50年後は今と同じようにスポーツを楽しめないかもしれない。
ならば、スポーツの力で環境問題に立ち向かえないか。
そんな想いからレッドハリケーンズ大阪とドコモは、ラグビーを通して環境貢献に挑みます。
どうしてラグビーで環境活動を? 取組みのきっかけは? 具体的な取組みは? サステナブルイベントの反響は? 今後の展望は?
インタビューの様子①

どうしてドコモがラグビーで環境活動を?

理由は二つあります。一つは、スポーツには人々を熱狂させ、心を動かす力があるからです。ドコモのサービス、テクノロジーを活用し、スポーツと一緒に環境問題に取組むことで、人々の行動を変えることができると思っています。幅広い年齢層にファンがいるラグビーは、それにうってつけだと考えました。もう一つは、環境問題を背景に、スポーツ自体が自由にできなくなってきているためです。世界的なスポーツ大会で酷暑のために競技会場が変更された事態を経験し、スポーツの持続可能性について考えるようになりました。
インタビューの様子②

レッドハリケーンズ大阪が環境問題に取組むようになったきっかけは?

レッドハリケーンズ大阪は、ドコモグループの社員を中心に構成されるシンポルチームです。シンポルチームだからこそできること、やるべきことを選手・スタッフが全力で考えた結果、「ラグビーでも一流、地域・社会貢献も一流」をめざすことに。そのため、ホストタウンである「大阪市」の24区に区民アンバサダーとして選手2~3人を選定。選手自らが区長や区役所とコミュニケーションを取り、地域社会の抱える課題に取組んできました。
ゴミ拾い活動の様子

具体的にはどのようなアクションを行っているのですか?

ラグビーの試合興行そのものを、サステナビリティ活動を体現する場とすべく、2024年1月13日に「レッドハリーとミライにトライ!~SDGs~」と題した試合を開催しました。試合会場となったヨドコウ桜スタジアム周辺では、「レッハリバスターズ」と題し、選手とファンが一体となったゴミ拾い活動をドコモCS関西サステナビリティ推進部の協力で実施。たった30分で157Lのゴミを拾いました。
バイクを漕ぎながら発電し、発電量を選手と競う発電チャレンジでは、普段何気なく使っている電気を自分たちで作るとどれだけ大変かを実感していただけたようです。改めて電気の大切さを共有する機会になりました。
衣類が寄付される様子

リユース、リサイクルも行われたそうですね。

はい。試合をご観戦いただく地域のみなさまに、不要になったものを持ってきていただき、リユース、リサイクルにつなげていく取組みを行いました。ケータイリサイクルのコーナーでは、約30台を回収。使わなくなった子ども服を次の世代の子どもたちに贈る「ジモティーすくすくバトン」では、集まった衣類を後日、大阪市の関連施設である大阪市立弘済みらい園・のぞみ園に寄贈させていただきました。地域との取組みを地域に還元して環境問題に立ち向かっていく、地域密着型のラグビーチームとしての在り方の一つだと思います。
インタビューの様子③

地域のみなさまと取組むことで、エコ行動も広がりそうです。最後に、今後の展望を教えてください!

「あなたと世界を変えていく。」というコーポレートスローガンを体現するように、社会の人を巻き込み、一緒になって環境問題に挑んでいきたいと思います。そこにドコモのサービス、テクノロジーを織り交ぜながら加速させたいです。
しかも「ラグビー✕環境貢献」といったフィールドに留めるのではなく、「ラグビー✕環境✕〇〇」と活動をさらに広げていきたい。自分たちのフィールドから視野を広げて活動を推進することで、スポーツの分野にある“あたり前”を超えた環境貢献を推進していきたいと思います。
勝部 和気
ドコモ 経営企画部
サステナビリティ推進室 サステナビリティ推進・環境事業開拓担当
勝部 和気
スポーツ分野でのサステナビリティの推進、環境行動変容を担当。
安藤 憂紀
ドコモCS関西
サステナビリティ推進部 サステナビリティ推進・ラグビー担当
安藤 憂紀
レッドハリケーンズ大阪にてスポンサー責任者を務める一方、チームのサステナビリティ推進活動を牽引。
小泉 将
ドコモCS関西
サステナビリティ推進部 サステナビリティ推進・ラグビー担当
小泉 将
レッドハリケーンズ大阪にて選手として活躍。住之江区のアンバサダーとして地域課題に取組む。

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