資源の有効活用!不要となったオフィス什器類を海外へ寄付しました

docomo EVERYDAY資源の有効活用!不要となったオフィス什器類を海外へ寄付しました

九州を拠点にしたオフィスビルは複数のビルにまたがっていましたが、2023年度に大規模なオフィス移転を行いました。
この過程で、不要になったもののまだ使用可能なオフィス什器が多く見られたため、ドコモとしてはじめての試みとしてこれらをカンボジアへ寄付することにしました。
この寄付に対して、カンボジア政府から在日本カンボジア王国大使館を通じて感謝状を受け取りましたので、この取組みの内容と感謝状授与式の模様をご紹介いたします!

不要什器の海外寄付への取組みとは?

オフィスの移転を進めるなかで、ほかの場所で再利用できなかった不要な家具を査定し、売却しました。しかし、一部の家具には買い手がつかなかったものの、使用に耐えうる状態でした。そこで、私たちは株式会社イトーキとNX商事株式会社が協働で実施している「中古オフィス家具の海外寄付」という取組みを知り、協力することにしました。
この取組みでは、リニューアルや移転で不要になった「まだ使える家具」を、寄付先のカンボジアと調整しながら相手国の希望に応じて寄付します。家具の状態確認はイトーキが行い、輸送の手配はNX商事がカンボジアの国土管理・都市計画・建設省やカンボジア大使館と連携して担当します。この取組みを国内で実施しているのは、イトーキとNX商事だけで、今回ドコモCS九州がNTTグループとしてはじめて参加しました。

寄付の流れ
寄付の流れ

寄付後、カンボジア国内で再利用されています!

寄付された什器は、2024年6月21日(金曜)に博多港を出航、7月12日(金曜)にカンボジアのシアヌークビル港へ到着しました。
その後首都プノンペンへ運ばれ、国土整備・都市化・建設省などの国家機関および各県の地方自治体で使用されています。

寄付什器類出航の様子
寄付什器類出航の様子
寄付先のカンボジア官庁
寄付先のカンボジア官庁
寄付什器(応接セット)
寄付什器(応接セット)
寄付什器(ロッカー)
寄付什器(ロッカー)
寄付什器(椅子)
寄付什器(椅子)

感謝状授与式当日の様子

今回のカンボジアへのオフィス什器寄付に対し、2024年11月7日(木曜)にカンボジア王国大使館からドコモCS九州社長の和田へ感謝状が贈られました。カンボジア大使が直接感謝状を渡されるのは数少ない機会で、トゥイ・リー大使から感謝の意を伝えていただきました。大使ご本人も寄付什器を確認されており、状態のよい什器をたくさん寄付してもらったことで、国民の職場環境の向上につながったと喜ばれていました。ですが、農村部などではまだ不足しているため今後もぜひ寄付をお願いしたいと最後に付け加えられました。
和田からは、寄付した什器がカンボジアでお役に立てていることをうれしく思うとともに、今後さらに寄付できるよう、グループ各社に今回の取組みを周知することをお伝えしました。感謝状授与後、トゥイ・リー大使よりカンボジア特産品であるクロマー(布製品)を一人ずつ手渡しされ、カンボジアの文化・歴史についても理解を深めるとてもよい機会になりました。

大使よりカンボジアについて教えていただく
大使よりカンボジアについて教えていただく
いただいたクロマーを身に着けて
いただいたクロマーを身に着けて
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