ドコモがイベントに出展したブース

docomo EVERYDAY障がいの有無にかかわらずスマホの便利さ・楽しさを知ってほしい!視覚障がいのある方向けイベント出展レポート

ドコモでは、ユニバーサルデザインの考え方にもとづき、一人ひとりのお客さまにご満足いただけるよう、どなたにも使いやすい製品・サービスを推進する「ドコモ・ハーティスタイル」という活動を行っています。
この活動のなかでも、今回は「視覚」に関する取組み・サービスをより多くの方に知っていただき、便利で豊かな生活に役立てていただくため、イベントに出展しました。

役立ち、便利で、おもしろいイベント

テクノロジーの進化により、障がいのある方々の生活もどんどん進化しています。しかし、目が見えない、見えにくいといった視覚障がいのある方が、自身にとって便利で豊かな生活に役立つ情報を見つけることは容易ではありません。
そこで、そういった問題を解決しようと、視覚障がいのある方向けの製品やサービスなどを提供する企業・団体が一堂に会する総合イベントが定期的に開催されています。
2024年、ドコモは11月に東京、12月に大阪で開催されたイベントに出展してきました。

サイトワールド2024(東京)

日本ライトハウス展~全国ロービジョンフェア2024~(大阪)

サイトワールドのイベント会場
日本ライトハウス展のイベント会場

音声読み上げ機能でスマホを使えるように

目が見える人(晴眼者)からすると、画面に表示されたアプリやアイコンが見えないのに、凹凸のないスマートフォンを使えるの?と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
実はスマートフォンには、最初から「音声読み上げ機能」という便利な機能がついており、画面が見えにくい方や全く見えない方でも、読み上げられた音声を聞きながら操作することができるんです。
ドコモでは、この機能の便利さを知っていただき、視覚障がいのある方の豊かな生活につなげるため、イベントに継続的に出展し、たくさんの方に音声読み上げ機能をご体験いただいています。
「自分に使えるか心配だったけど、実際にやってみたら楽しくて興味がわいたよ」
「スマホって、想像以上にいろんなことができるんですね」
最初は不安そうにされていたお客さまが、体験後はスマートフォンを活用した便利な生活を想像し笑顔になってくださると、私たちスタッフとしても、より多くの方にこのような便利さを知っていただきたいと強く思いました。

音声読み上げ機能の体験模様

ぶるっと振動で手を引いてくれる「ぶるなび」

サイトワールド2024では、NTTと共同出展で「ぶるなび」を体験いただけるコーナーを、はじめて設置しました。
「ぶるなび」は、NTTが開発した、手を引く感覚になる振動が発生する触覚デバイスで、視覚障がい者への歩行支援に使用できる可能性があります。
専用の小型機器を軽く手に持つと、ぶるぶるっと振動して自分が進むべき方向へ手を引っ張ってくれる感覚が伝わってきます。
車や周囲の環境を知るために、イヤホンで耳をふさぐなどは避けたいとの声があるなかで、音声ではなく触覚という新しい道案内の形が浸透すると、外出へのハードルが下げられるのではないでしょうか。
「ぶるなび」での歩行支援サービスはまだ開発中ではありますが、位置精度の誤差をなるべく小さくし、歩道の幅や障害物も検出できるようになれば、より安全で快適に外を歩くことができる未来も見えてきます。

ぶるなびの体験コーナー

誰もが「つながる」社会の実現のために

私たちドコモグループのブランドスローガンは「つなごう。驚きを。幸せを。」です。
絶えずイノベーションを起こすことで、心と社会を動かしつづけ、すべての人が豊かさを感じられる世界をめざしています。もちろん、そこに障がいの有無は関係ありません。一人ひとりのお客さまに寄り添い、あんしんしてご利用いただけるようさまざまな取組みを、これまでも、これからも続けてまいります。

ドコモ・ハーティスタイルについて詳しくはこちら

イベント時だけでなく、障がい者団体さまなどからお申込みいただき、障がいのある方を対象としたスマートフォンの基本的な使い方や便利な機能・活用方法など、実際に機器を操作しながら体験していただく「ドコモ・ハーティ講座」を実施しております。

ドコモ・ハーティ講座について詳しくはこちら

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