集合写真

docomo EVERYDAYドコモ唯一の自然共生サイト・泉南堀河(ほりご)の森での保全活動!

「ドコモ泉南堀河の森」 は、「ドコモの森」で唯一、環境省の「自然共生サイト」 に登録された森です(2024年12月1月現在)。このエリア一体の生物多様性を保全する活動を行いました。準絶滅危惧種(大阪府)の 国蝶・オオムラサキを保護するための活動です。
参考)自然共生サイトとは

「ドコモ泉南堀河の森」ってどこ?

「ドコモ泉南堀河の森」は、北に大阪、南に和歌山とを隔てる和泉山脈のほぼ西端に位置しています。
さまざまな環境に成立する生態系がモザイク状に重なり合っていること、里地里山を象徴する生物が存在していることから、その希少性を認められ自然共生サイトに登録されました。
近隣には、活動拠点として利用させていただいている 「紀泉わいわい村」 のほか、約1時間歩くと 「梵天山」 があります。山頂は展望台になっており、大阪湾が一望できます。

ドコモ泉南堀河の森ってどこ?

国蝶「オオムラサキ」を育てる樹木って?

ドコモ泉南堀河の森にはオオムラサキが生息しています。
オオムラサキは成虫になると手のひらほどの大きさにもなる羽の美しい蝶ですが、近年地球温暖化の影響で、生息することのできる場所がどんどん減ってきています。
そこで今回、オオムラサキが生息しやすい環境づくりのために、エサとなるクヌギやコナラの樹木調査を行いました。
大阪みどりのトラスト協会のインストラクターの説明を聞きながら、ドコモ泉南堀河の森の沢沿いに足を踏み入れ、クヌギやコナラを探し、見つけると幹にテープを巻き付け、その位置を地形図にプロットしました。そうすることで、次回以降、個体の成長を助けるための整備活動を行うことができます。また、住処となるエノキなどを探しながら、森のなかの自然観察も行いました。
「やぶつばき」 の葉を丸め、口にあて音を出すことに挑戦しましたが、「プゥー、プゥー」となかなかきれいな音を出すのはとても難しいものです。また、「ハガキの木」とも言われる「多羅葉(たらよう)」の葉に文字などを書くなど、森のなかでの新たな体験ができました。

地形図にプロットします
やぶつばきの葉で笛を作ります。
「かたつむり」見つけた!
これが「やぶつばき」の葉っぱ
「はがき」の始まり「多羅葉」

流された階段を修復する!

歩道周辺にもオオムラサキの餌になる樹液を出すクヌギなどが生息しています。コロナ禍による整備活動休止期間中に、雨により流された階段の修復に加え、歩道を覆い隠すほどの下草を刈って山頂までの道筋をつけました。歩道沿いには、日当たりが必要な植物たちも生息しています。下草刈りによって日当たりが必要な植物たちが育ちやすい環境をつくるお手伝いもできました。歩道の修復・完成までは、まだまだ時間を要しますが、歩道周辺に生息しているクヌギなどを探しやすくなることでしょう。
また、この森の真ん中を流れる川「せせらぎ」周辺の整備も行いました。めずらしい水生生物たちが生息しています。こうした生態系を継続的に保全することで、「ドコモ泉南堀河の森」全体の生物多様性を守ることにつながります。
ドコモは、生物多様性保全の取組みのひとつとして、「ドコモの森」整備活動を継続してまいります。

「力持ち」が掛矢で杭を打ち込みます。
流石に疲れた。小休止
雑草で閉ざされた道を切り開き山頂到着
水中生物のため整備します
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