
docomo EVERYDAY博多にミツバチ!?ミツバチの採蜜を通して生物多様性を学ぼう
ドコモグループでは、ICTや社員の力で、全国で生物多様性保全の取組みを進めています。お客さまや地域のみなさまと、保全活動や連携施策を実施しています。
環境指標生物とも言われるミツバチの働きは、多様な生物の命をつなぎます。
ミツバチは、「人と人とのつながり」「食の大切さ」「生物多様性の重要性」「環境問題」などいろいろなことを教えてくれます。
今回は、福岡市の都心で都市型養蜂を行っている博多ミツバチプロジェクトさまにご協力いただき、ニホンミツバチが集めた蜜を分けてもらいながら、生物多様性についての勉強会を実施しました。社員とそのご家族、22名が集まり、貴重な時間を過ごしました。
生物多様性って?ミツバチを通して学ぼう!
全国各地で取組む生物多様性保全の取組み。
社員もその単語は知っていても、活動を通して理解していくことが求められます。
今回は、博多ミツバチプロジェクトさまにご協力いただき、九州エリアの社員を対象に、ミツバチを通した生物多様性に関する勉強会を開催しました。
博多ミツバチプロジェクトさまの活動拠点は、福岡市中心部です。この大都心で都市型養蜂を行いながら、企業や学校・団体への養蜂活動の支援、ミツバチを通した地域貢献活動、子どもたちの育成やミツバチの研究などさまざまな活動を実施されています。

ミツバチが環境指標生物と言われる理由
環境指標生物と言われるミツバチは、環境型の自然を形成し、そのほかの命をつなぐ昆虫です。
世界の100種類の作物のうち、7割はミツバチが受粉を媒体しているといわれています。
ミツバチは花粉媒介者(ポリネーター)として、何世紀にもわたり熱心に働いており、蜜を集めながら、さまざまな植物の受粉を助けます。ミツバチがいることで、果物の実りがよくなり、多様な植物が育ちます。私たちは、その恩恵を受けて生きているのです。
反面、ミツバチは農薬や化学物質のあるところでは生きられないそう。私たちにできることは、できるだけ緑を残し、農薬に頼らず、多様な生物を未来に残していくことです。

都市型養蜂の現場を見学!
博多ミツバチプロジェクトさまが活動されている場所では、都心のお庭に多数の巣箱が置いてあります。ビルが立ち並ぶなかに、突如現れたオアシスのような空間。ミツバチが自由に飛び交い、いろいろな植物が、実や花をつけています。ミツバチの水飲み場もあり、快適に暮らしていることが分かります。
社員やそのご家族は、一人ひとり巣箱を覗きながら、ミツバチの生態や、なぜ環境保全にミツバチが重要なのかを学びました。
少しずつ、ミツバチに愛着がわいてくる参加者のみなさん。はじめはドキドキしていた様子でしたが、少しずつ手に乗せたり、巣箱の中の写真を撮影したりして観察しました。


最後はミツバチの恵みを分けてもらおう!
最後に、ミツバチの巣箱をあけ、みんなで蜂蜜をいただきました。巣箱は蜜ろうで固められ、開けるのも一苦労!開いた状態を見た参加者からは歓声があがっていました。
蜂蜜は、巣の中心から端の方へ集められるため、中心の方がより熟成した濃い色の蜂蜜になります。その味の違いも楽しみながら、さらにミツバチのこと、生物多様性のこと、博多ミツバチプロジェクトさまの活動のことなど、会話がはずみました。
参加者の満足度は100%!
「花を育ててみたり、できることは小さいかもしれませんがミツバチのお手伝いをしたくなりました」
「ミツバチがいなくなったらどうなるかの話を聞いた際に、危機感を覚えました。」
「まずは見てみる、体験してみる。そして知る。これがとても大切だなと痛感しました」
などの声が寄せられ、学びの深い一日となりました。
