docomo EVERYDAY現役ドコモ社員初の快挙!!Forbes JAPAN主催「FTS INTREPRENERS AWARD2024」を受賞したCEOの1日に密着!
みなさん、『Forbes JAPAN』による「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」をご存じですか?
世界80か国で発行されている経済誌『Forbes』が、グローバルで展開するプロジェクト「30 UNDER 30」の日本版で、米国版ではマーク・ザッカーバーグをはじめ、リアーナ、ノーベル賞受賞者、U30世代で世界一リッチになった起業家など、多彩な人材を輩出してきた賞です。
その「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」の今年の授賞式セレモニーで、企業に所属しその企業のアセットを使いながら、イノベーティブな取り組みを行うイントレプレナーを発信・表彰する「FTS INTREPRENEURS AWARD 2024 ~未来をつくるイントレプレナー~」の表彰も同時に行われ、初代受賞者に、なんと現役ドコモ社員で株式会社coordimateのCEOである、飯野健太郎さんが選ばれました!
今回は、授賞式の1日をレポートします!
未来をつくる「イントレプレナー」
企業に所属し、企業のアセットを活用しながらイノベーティブな取組みを行う「イントレプレナー(社内起業家)」が、今注目を集めています。
「FTS INTREPRENEURS AWARD 2024 ~未来をつくるイントレプレナー~」は、若手イントレプレナーを応援するためのアワードです。テレビ朝日と電通の推進により立ち上がった、大企業の新規事業開発やスタートアップ起業を支援するプロジェクト「FTS(FUTURE TALENT STUDIO)」によって、今年新たに始まりました。
- 各アワードの詳細はこちら▼
https://forbesjapan.com/feat/30under30/2024/
https://future-talent-studio.com/notices/view/8/
栄えある初回受賞者となった飯野さんの評価されたポイントは、「ユーザーの潜在的なニーズをうまく捉えられていること」「それを事業化、会社化まで粘り強く進められたこと」の2点。
アドバイザリーボードを務めた早稲田大学ビジネススクールの入山先生からは、『coordimateのビジネスはいわゆる「コンプレックスビジネス」というもの。そもそも、新しい事業をはじめるときには、お客さまのお困りごとをどう捉えるかが大事。服がダサくて困っているというのは、潜在的なニーズでありそれをうまく捉えている。またイントレプレナーは、新規事業コンテストが行われても社長の「いいね」で終わってしまい、実行までいかないケースも多いのが課題だが、飯野さんはちゃんと進められているところも評価のポイント。』とコメントをいただきました。
授賞式の1日に密着!
飯野さんの授賞式の1日はまず、テレビ朝日で放送されている、スタートアップを応援する番組「BooSTAR-スタートアップ応援します-」の収録から始まりました。今日は午前中に番組収録、午後はForbes JAPANが主催する「30UNDER30」の授賞式、そのあとはMeet Upパーティーと盛りだくさんの1日で、飯野さんからは普段見せないほどの緊張感を感じました。でも実は、飯野さんはこの日のためにcoordimateを活用しながら決めたBOSSの一張羅をまとい気合十分です。
収録会場は新しくできたばかりの渋谷サクラステージ最上階38階で、バーやパーティー会場が併設されたオシャレな空間です!そんな景色を前に「いつかこんなところに自分もオフィスを構え、ブラインドをシャってしながら外を見たいなぁ」と笑いながら夢を語られていました。
本番ではテレビ朝日の弘中アナウンサーによる進行で、coordimateを立ち上げたきっかけや大企業から起業することの意味・苦労などの質問に回答しました。収録が始まる前は緊張していた飯野さんでしたが、番組の解説を務める早稲田大学ビジネススクールの入山先生や弘中アナウンサーのおかげで、収録中は普段通りの雰囲気に。この収録の見どころは、起業のきっかけにもなった「服装がダサかった」頃の写真を見たときの弘中アナウンサーのリアクションでした(笑)。
無事に収録が終わり、次は「FTS INTREPRENEURS AWARD 2024」の授賞式会場へ移動。このとき、飯野さんは「授賞式での立ち位置を忘れないか」で頭がいっぱいのようでした。
いよいよ、授賞式がスタート!Forbes JAPAN編集長の藤吉氏、テレビ朝日代表取締役社長の篠塚氏のご挨拶のあと、我らがCEO・飯野さんがアナウンスとともに登壇しました。フラッシュの雨を浴び緊張がMAXになったのか、入念に確認していた立ち位置を間違えるという、お茶目な一面もありました。
トロフィーの授与が終わると、10分間のトークセッションへ。
「大企業から起業することのメリット・デメリットは?」という質問に対しては、「NTTドコモという大きな看板を使えたり、社内の人材を活かすことができるのはメリット。一方で、リードVCから資金調達するにあたっては、起業家と比べられて厳しいところもあった。それを変えていくにはまずは結果を見せるしかない。あとは、親会社と一緒に事業を発展させていくという部分でも成果を見せていく必要があると思う」と今後の意気込みを語りました。
また「大企業から起業したイントレプレナーとして、若手に伝えたいことは?」と聞かれ、「大企業の社員はこれぐらいでいいかな?と自分で枠を決めてしまうところがあると思う。もっと自分の枠を外すことで面白いことができると思っている」とメッセージを述べました。
▶授賞式・トークセッションの模様はこちらからご覧ください!(動画内8:00-23:00の部分です)
授賞式を終えて
授賞式終了後には、FTSのMeet Up パーティーへ。会場は人・人・人で埋め尽くされ、大企業の新規事業担当者やスタートアップ、VC、メディアなど、さまざまな企業や学生起業家の方が参加されていて、飯野さんもひっきりなしに話しかけられていました。会場では人と人との交流によってイノベーションが生まれるような場面も随所にあり、実際にcoordimate社も事業拡大につながるようなパートナーの方との出会いがありました。
まだまだ始まったばかりの賞ではありますが、その記念すべき第一回の受賞者として飯野さんが選ばれたことは、今後のcoordimateの発展において一つの大きなきっかけになると感じています。
授賞式終わりには「賞の名に恥じないように実力をつけたい」と意気込みを語ってくださいました。
受賞者からのコメント
この度の受賞は、私たちの挑戦を支え、応援してくださった全ての方々の力の賜物です。
新規事業に挑戦し始め5年以上が経ちました。始めた当初は、このような賞を受賞できるなど夢にも思っておりませんでしたので、格別な思いです。5年間で6回のピボットを経て、自分自身の課題に向き合い、服選びという日常の悩みに新たな視点で挑戦することができました。
「coordimate」はファッション相談を通じて、挑戦と失敗から学ぶ場でもあります。事業立ち上げという私自身が行った挑戦や失敗で学んだ「自分で枠を作らない」ということは、coordimateや今後進めていく事業においても活かしていきたいと思っております。
これを機に一層事業拡大に邁進していきたいと思います。ここまで応援してくださった全てのみなさま、本当にありがとうございます。そして引き続きよろしくお願いいたします。
飯野さんが語る「coordimate」の誕生秘話はこちら(リンク:https://www.docomo.ne.jp/corporate/anatatodocomo/docomoeveryday/interview04/)をチェック!