無料充電サービス提供の様子

docomo EVERYDAYドコモの能登半島地震での取組み③
-避難所支援篇-

このたびの令和6年能登半島地震により被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

ドコモは、能登半島地震の支援活動において基地局の復旧活動や無料充電サービスなどに加え、被災された方々のヘルスケア・メンタルケアの一環として避難所での映像サービス提供、携帯電話を紛失された方々へのドコモ公衆ケータイ提供など多様な手段を投じて支援活動を行っています。今回は、避難所支援を現地で対応した社員の方の話も含めてご紹介します。

全国から集まった移動基地局車
全国から集まった移動基地局車
全国から集まったマルチチャージャーなどの支援物品
全国から集まったマルチチャージャーなどの支援物品

「令和6年能登半島地震に伴う各種被災地支援の取組み」についてはこちら

避難所支援の取組みとは?

ドコモが避難所へご支援させていただいている取組みとしては、以下の4つの取組みがございます。
ドコモのお客さまに限らず、どなたでもご利用になれます。

①無料充電サービス
避難所およびドコモショップなどで実施している無料充電サービスです。

②無料Wi-Fi
避難所などに設置している無料Wi-Fiで、ネットワーク名として「00000JAPAN」を選択いただくことで、Wi-Fi通信が無料でご利用になれます。
また、一部避難所などへは衛星通信(スターリンク)を利用した無料Wi-Fiの提供も行っております。

③無料衛星携帯電話
携帯電話をご利用になれないエリアの避難所などに設置しております。

④ドコモ公衆ケータイ(無料携帯電話)
一部避難所で提供している無料携帯電話で、スマートフォンは幅広い情報収集に、フィーチャーフォンは通話を中心にご利用いただいております。

設置状況についてはこちら

避難所支援とは?

今回は、実際に避難所へ「無料充電サービス」や「無料Wi-Fi」の設置を現地で対応したドコモ OCN部 濵田 友貴さんに話をききました。

―避難所への支援対応をされたきっかけは?
地震発生後に、所属部門内で支援対応メンバーを募りました。
自ら支援活動をさせていただきたい、という社員が非常に多かった印象です。

―今回携わった避難所支援の内容について教えてください。
私は1月10~13日まで対応しました。
各地より支援で集まった社員が2名1チームで、必要な支援物品(マルチチャージャー、Wi-Fiルーター、ポケットチャージャーなど)を社用車に積み込み、朝8時頃に北陸支社ビルを出発しました。
1日に訪問する避難所は2~3か所です。途中までは高速道路を通行できますが、一般道へおりてからは亀裂や隆起している箇所があり、注意しながら避難所へ向かいました。

亀裂が入った道路

避難所では責任者の方に支援内容をご説明し、設置場所のご相談をした上で、持参した無料充電機器やWi-Fiルーターを設置し、動作確認を行います。
その後Wi-Fi利用方法のご案内などを掲出し、責任者の方へ利用方法をご案内して完了となります。
そのほかにも充電済みのモバイルチャージャーや、車で避難させている方向けにDCアダプタなども持参しており、必要なものをお渡ししました。

Wi-Fiルーターを設置して接続確認する様子
Wi-Fiルーターを設置して接続確認

―はじめて支援をされたと思いますが、事前にどんなことを準備しましたか?
先行して避難所支援をさせていただいたメンバーより、らくらくスマートフォンの操作方法やWi-Fi設定方法など、ご質問をいただく機会が多いことを聞いていたので、事前にそれらの内容は確認をしておきました。
実際に、設置作業をしていると、「ドコモの方だよね?」とお声がけいただき、まわりの情報を知るためのニュースの見方、Wi-Fi設定方法などのご質問をいただくことが多かったです。

インフラを担うこととは?

―現地での支援活動を通じて感じたことを教えてください。
ドコモが今回支援している「ドコモ公衆ケータイ」と呼ばれる、どなたでもご利用いただける携帯電話は、被害が大きかったエリアでは携帯電話をお持ちにならず避難された方の連絡手段として活用いただいています。
現地に行かないと、避難者の方々が何に悩まれているのか分からないものだと実感しました。
また、今回の支援活動を通じて、我々が思っている以上に、ドコモへ信頼をいただいていることを感じるとともに、通信インフラを担うということへの責任の重さも感じました。
今回支援業務のメンバーを募った際、使命感を持って自ら支援活動を行いたいという社員が揃っており、その一員として支援活動をさせていただいた経験を、今後もインフラを担うドコモの社員として大切にしていきたいと考えております。

取材対応者のドコモ OCN部 濵田 友貴さん
今回の取材対応者
ドコモ OCN部 濵田 友貴さん
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