世界の通信規格作りに貢献。ドコモ社員が日本ITU協会賞、TTC表彰を受賞 世界の通信規格作りに貢献。ドコモ社員が日本ITU協会賞、TTC表彰を受賞

docomo EVERYDAY2026.07.24世界の通信規格作りに貢献。
ドコモ社員が日本ITU協会賞、TTC表彰を受賞

ドコモの社員が、世界の通信の標準化への貢献により、日本ITU協会賞とTTC表彰を受賞しました。「通信の標準化」とは、スマートフォンが「どこでもつながる」「安定して使える」といった通信環境を支える取組みの一つです。

本記事では、今回の受賞内容に加え、こうした活動が私たちの暮らしにどのようにつながっていくのかを、わかりやすくご紹介します。

日本ITU協会賞 受賞者集合写真
日本ITU協会賞 受賞者集合写真
TTC表彰 受賞者集合写真
TTC表彰 受賞者集合写真

受賞した賞をわかりやすく解説

まずはじめに、今回ドコモ社員が受賞した賞がどのようなものかご紹介します。

一つは、電気通信や情報通信技術、放送分野における国際標準化 *1や国際協力において、優れた功績を遂げられた人や今後の活躍が期待される人を称える「日本ITU協会賞」です。

本表彰において、ドコモ社員は、情報通信分野の発展に大きく貢献した確かな実績から「功績賞」、そして、これまでの活動を踏まえた今後のさらなる活躍への期待から「奨励賞」を受賞しました。

日本ITU協会賞を受賞したドコモ社員
日本ITU協会賞を受賞したドコモ社員

日本ITU協会賞を受賞したドコモ社員

もう一つは、情報通信ネットワークの標準仕様の作成・普及への貢献を称える「TTC表彰」です。

こちらでは、標準仕様の作成または普及に多大な貢献が認められた「情報通信技術賞(TTC会長表彰)」と、グローバルな標準の作成または普及に積極的に取組み、今後の貢献が期待される「情報通信技術標準化奨励賞」を受賞しました。

TTC表彰を受賞したドコモ社員
TTC表彰を受賞したドコモ社員

TTC表彰を受賞したドコモ社員

  1. 国際標準化とは
    この受賞を解説するうえで欠かせないのが「国際標準化」という取組みです。
    私たちが日本で購入したスマートフォンを海外でもそのまま使えるのは、技術や仕様が世界で統一されているためです。
    このような国を超えて機器やサービスをスムーズにつなぐためのルール作りが「国際標準化」です。モバイル通信の分野においても、周波数の利用方法、無線技術の仕様などを世界共通とする活動が進められており、ドコモもこの取組みに積極的に参加しています。

研究開発から社会実装まで一貫して進めるドコモの特徴

今回、ドコモ社員が複数の賞を受賞できた背景には、単に技術力が評価されたというだけではなく、未来の通信を研究開発で描き、国際標準化を通じて世界中で使える形に整え、さらに商用ネットワークで実証・運用しながらお客さまのサービスへつなげていく、という一連の取組みを大切にしてきた姿勢があります。

  1. 未来の通信を見据えた研究開発
    ドコモは、5Gの高度化や次世代通信である6Gの実現に向けて、将来の通信技術に関する研究開発に取組んでいます。高速・大容量通信だけでなく、AI、電波で周囲の状況を把握するセンシング技術、自動運転をはじめとする新たなユースケースを支える技術の創出を進め、次世代の通信インフラづくりに貢献しています。

    最新の技術であっても、実際に使える品質で社会に届けられなければ意味がありません。品質確保の難しさと向き合いながら、世界中のパートナーと連携し、高性能を「実感できる」将来の通信インフラとなるように取組んでいます。

  2. 世界の通信規格づくりをリード
    ドコモは、3GPPやETSI NFVなどの国際標準化団体において、5Gや6Gといった通信規格の標準化活動を推進しています。また、これまで専用機器が担っていたネットワーク機能を一般的なサーバー上のソフトウェアとして実現する「仮想化」や、異なるメーカー機器を組み合わせて利用できる「オープン化」などの分野にも取組んでいます。新たな通信技術の研究開発だけでなく、その技術が世界中で利用されるための規格づくりにも参画し、通信業界全体の発展に貢献しています。

    標準化は多様な立場の合意形成が求められ、技術的な正しさだけでは前に進みません。相手の立場や背景を理解しながら粘り強く議論を重ね、異なる前提のなかでも受け入れられる形にまとめることを大切に取組んでいます。

  3. 商用ネットワークで培った知見を活用
    技術は現場で活用され、お客さまの体感として価値を生んでこそ意味があります。商用ネットワークでの課題や制約を起点に、研究開発や標準化へ反映することで、理論だけで終わらせず実際に使われる形に仕上げることを強く意識して取組んでいます。

    研究開発、標準化、商用ネットワークでの実証・運用は、それぞれが別々の活動ではなく、よりよい通信を社会に届けるためにつながり合う取組みです。ドコモはこのつながりを大切にし、技術を生み出すだけで終わらせず、世界で共有されるルールづくりや実際のネットワークでの活用まで地道に推進してきました。今回の複数受賞は、そうした継続的な姿勢と、通信の発展に向けた積み重ねが評価されたものです。

この受賞、私たちの生活にどう関係ある?

今回、ドコモが受賞したポイントである「標準化」によって、私たちの暮らしにどのようにかかわってくるのか本章でご紹介します。

  1. いつでもどこでも、つながりやすい通信環境へ
    ドコモは、混雑時や災害時など、通信需要が大きく変化する場面にも対応しやすいネットワークの実現に向けて、標準化を推進してきました。たとえば、今回受賞の対象となった「ネットワークの仮想化」、「オープン化」の場合、ネットワークの裏側では、異なるメーカーの機器を組み合わせやすくなり、利用状況に応じて通信設備をより柔軟に制御できるようになります。

    その結果、人が密集するイベント会場などで通信容量を確保しやすくなるほか、通信障害や災害が発生した際にも、設備の柔軟な切替えや代替リソースの確保がしやすくなり、サービス継続性の向上が期待できます。こうした取組みを通じて、日常生活や非常時においても、あんしんして利用できる、つながりやすく安定した通信環境の実現に貢献していきます。

  2. 新しいデジタル体験を支える通信基盤へ
    ドコモは、5Gのさらなる進化や6Gの実現に向けた国際標準化活動も推進してきました。
    これにより、高精細な映像配信やXR(拡張現実・仮想現実)、AI活用、自動運転、遠隔操作など、大容量・低遅延・高信頼な通信を必要とするサービスが、より身近で快適に利用できる環境づくりが進みます。

    将来的には、場所や時間にとらわれることなく、高品質な映像体験や遠隔での作業・操作などが当たり前となる社会の実現につながります。

  3. 持続可能で進化し続ける通信インフラへ
    ドコモは、通信インフラをより効率的に管理し、継続的に進化させるとともに、環境負荷低減による持続可能な社会実現に貢献するため、ネットワークの仮想化技術や運用管理技術の標準化も推進してきました。
    ネットワークの仮想化や運用システムの高度化によりネットワークを構築・管理しやすくすることで、通信事業者は通信設備をより効率的に運用できるようになり、将来の技術進化や機能追加にも柔軟に対応しやすくなります。
    また、運用の自動化や省電力化を進めることで、通信インフラ全体の運用効率を高めるとともに、環境負荷の低減にもつながります。

    その結果、通信を利用されるお客さまは通信品質の継続的な向上を体感できるとともに、新しい通信サービスをより早く利用できることが期待されます。
    こうした取組みにより、社会全体を支える通信インフラを、より持続可能で進化し続けるものにしていきます。

つながるをもっと快適に。ドコモの挑戦。

今回受賞した取組みは、5Gの高度化や6G、通信ネットワークの仮想化・運用自動化に向けた国際標準化活動を通じて、より高品質で持続可能な通信インフラの実現に貢献するものです。ドコモはこれからも標準化も含めた研究開発から、社会実装まで一貫して取組み、みなさまの生活をより便利で快適にする通信インフラの実現をめざしていきます。

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