森が教えてくれた循環の物語。富良野発、親子の森育活動

docomo EVERYDAY森が教えてくれた循環の物語。富良野発、親子の森育活動

ドコモと北海道富良野市が手を組み、親子で楽しく学ぶ環境教育プログラム「ドコモサステナスクール(木育クラフト工房)」を北海道で初開催。カードゲームで森づくりを疑似体験し、地元の間伐材で時計を手作り。「学び」と「体験」を通じて、子どもたちが森と人とのつながりを実感した、北海道での取組みをレポートします。

富良野の森ではじまった、新しい環境教育

ドコモと北海道富良野市は、2024年7月に「持続可能な森づくりに関する基本合意」を締結し、森林資源の保全・活用や地域の学びの促進をテーマに、さまざまな連携を進めています。今回開催したのは、その第1回目となるイベントです。 ふらの市民講座のプログラムの一環として、森林や林業の大切さを「楽しく」「身近に」感じてもらうことを目的に実施しました。当日は富良野市教育委員会の関係者も運営に協力し、会場は終始温かな雰囲気に包まれました。

最初に林業の大切さを学びます

イベントは「座学」「カードゲーム」「木工体験」の3部構成。林業とは「植える → 育てる → 使う → また植える」という循環で行われる産業であることを、講師が身近な例を交えながらわかりやすく解説しました。森を育てる工程には「地拵え(じごしらえ)」「植付け」「下刈り」「除伐」「間伐」「主伐」という6つのステップがあり、伐採された木は割りばしや紙、家具、建物など、さまざまな形で私たちの暮らしを支えています。子どもたちだけでなく、保護者も頷きながら聞き入る様子が印象的でした。

森はどうやって育つのかな?

森林づくりをゲームで学び、富良野の木で時計作り

座学の後は、子どもたちがグループに分かれてカードゲーム「ZORING(ゾーリン)」に挑戦しました。ZORINGは、苗木を植える準備から成長した木の伐採までの一連の工程をとおして、1つの森を完成させることをめざす対戦型カードゲームです。

※引用:林野庁 東北森林管理局HP

各テーブルにはスタッフが付き、カードの意味や工程をサポート。「次はどんな作業だっけ?」「鹿からの攻撃を防ぐにはどうする?」など、親子で作戦を話し合う姿も見られ、テーブルごとに歓声や時に悲鳴があがる盛り上がりを見せました。ゲーム終了後、講師が「地拵えの次は?」と問いかけると、子どもたちと保護者が元気に声を合わせて「植付け!」と唱和。楽しさと学びが交わるなかで、森づくりのプロセスを理解する時間となりました。

どうしようかな
うまくいった!

後半は、富良野市で育った木材を使った時計づくり体験です。最初に配られたのは、富良野市の森で育った木から作られた丸い板。子どもたちは木目や年輪に注目しながら、興味深そうに板を手に取っていました。

どんな木目か観察

制作工程は「やすりがけ」「時間の目印づけ」「置台づくり」「デザイン」「針の取付け」「電池を入れる」の6ステップ。工具を使わずに進められる内容だったため、小さな子どもたちもあんしんして制作に取組むことができました。

やすりをかけて
ずれないよう慎重に

特に「やすりがけ」と「デザイン」の工程では、子どもたちが集中して板を削り、木目を際立たせる姿が印象的でした。完成後、電池を入れて針が動き出すと、「できた!」「動いた!」といった声があがり、親子で達成感に満ちた表情を見せていました。富良野市で長い時間をかけて育った木が、子どもたちの手で時計として生まれ変わり、これから日々の時間を刻んでいきます。

細かい作業に集中
できあがりました

楽しいから理解が深まる「森と人のつながり」

今回の富良野市での開催は、ドコモの社員が地域の子どもたちや保護者と直接かかわりながら、学びと体験を通じて「森と人のつながり」をともに考える貴重な時間となりました。 参加した子どもたちからは「カードゲームをもっとやりたかった」「時計の飾り付けが楽しかった」、保護者からは「身近な木のことを子どもが理解でき、楽しめた」「子どもと一緒に体験でき、また参加したい」といった温かな声が寄せられました。

親子でのご参加ありがとうございました

後日、市内で「ふらの環境展2025」が開催され、災害時に地域の通信を支えるドコモの無線基地局車を北海道北支店が出展。多くの来場者に、地域の環境や安全に関する取組みを知ってもらう機会となりました。

無線基地局車を知っていますか?

小さな学びから大きな森を育てる

ドコモはこれからも、地域に根差した企業として、より豊かでサステナブルな社会を創造するために、自然と共生する未来を見据えた環境教育プログラム「ドコモサステナスクール」の活動を続けていきます。
今回、本社と北海道北支店が密に連携し、富良野市役所や地域住民との関係性強化に努め、広くドコモへの共感を生み出すことができました。今後も各支店と連携し、地域に根付く取組みを拡げてまいります。
小さな学びが、やがて大きな森を育てる力に。 今回の富良野での取組みは、その第一歩となりました。

このページのトップへ