大阪から遠い場所で子どもたちが目を輝かせたバーチャル万博

docomo EVERYDAY大阪から遠い場所で子どもたちが目を輝かせたバーチャル万博

「ドコモサステナスクール」の取組みをみなさんにもぜひ知ってほしい!ドコモが掲げる「より豊かでサステナブルな社会の創造」をどう体現し、取組んでいるのか。今回は、子ども食堂・学校で行った教育支援の様子をご紹介します。

多くの子どもたちにバーチャルで万博を体験するきっかけを

「次世代を担う子どもたちの主体的に社会にかかわる能力・多様な価値観を育む」
この目的のもと「ドコモサステナスクール」では期間限定で「バーチャル万博~空飛ぶ夢州~」を舞台にしたバーチャル体験プログラムを開催しています。

遠方にお住まいの子どもたちにも大阪・関西万博の魅力を体験していただき、未来への夢や学びの機会をお届けできるよう、日々奔走中です!
今回は、福岡県の子ども食堂や小学校で実際に開催した模様をレポートします。

  • 「バーチャル万博~空飛ぶ夢州~」とは…?
    大阪・関西万博を仮想空間で楽しめるバーチャル会場です。
    リアル会場だけでは得られない体験や、実際に会場に来ることが難しい障がいがある方や高齢者、さらには世界中の人々が自由に参加できる万博です。

福岡にいながら、大阪・関西万博を体験できる?

福岡市中央区にあるこども食堂「CIRCLE」さんのご協力のもと、バーチャル万博体験会を開催しました。
ドコモとして子ども食堂でこのような体験会を開催するのははじめての試みでした。当日は小中学生を対象に45名の子どもたちが参加し、タブレットやVRゴーグルを使いバーチャル空間で万博会場の世界を楽しみました。

バーチャル万博の説明に子どもたちも興味津々

タブレットに映し出された万博会場内では、子どもたちが自分のアバターをとおして自由に駆け回り、バーチャル空間だけで体験できるNTTドコモルームをはじめ、さまざまなパビリオンを探検。またVRゴーグルを装着した子どもたちは、タブレットよりさらにリアルで立体的に見える世界にワクワクが抑えきれず夢中になっていました。

VRゴーグルでの世界観に夢中

小学校の忘れられない思い出づくりのお手伝いを

次なる場所は福岡市南区にある大池小学校です。6年生4クラス(112名)を対象に実施しました。

大阪・関西万博には行ったことのない児童がほとんどでしたが、万博についての説明がはじまると、早くタブレットやVRゴーグルに触れたくてそわそわしている子どもがチラホラと。

教室を使わせていただいての体験会

まずはタブレットを使ってバーチャル万博の世界を散策するところからスタートします。
いち早くタブレットに手を伸ばす子どももいれば、最初は少し遠慮がちだった子どもも、時間が経つにつれて操作にも慣れ、フリータイムにはみんなで頭を寄せ合いながら楽しそうに体験していました。

そしていよいよVRゴーグルで万博の世界へ!
全員で順番にVRゴーグルを装着し、バーチャルな世界を体験しました。タブレットで見ていた世界の中に入り込めた瞬間、「わーーっ」「すごっ!」といった驚きの声があふれていました。

VRミラーリングで探検状況をみんなに共有
VRゴーグルとモニターでの世界観の違いに
子どもたちも大興奮

VRゴーグルを着けた子どもは、空中に浮かんでいるキャラクターをつかもうと手を伸ばしたり、何かにぶつかりそうになって体を少しのけ反らせたりと、まさに仮想世界にいるかのような反応を見せてくれました。それを見ている周りの子どもたちも、ゴーグルの前で手を振って「見える?こっちこっち」と声をかけたり、身を乗り出したりと、はじめての体験に興味津々でした。

バーチャル万博を体験した後は、グループごとに「体験した“技術”はどんなことに使えるか?」を考えていただきました。子どもたちからは、「身体が不自由で動けない人でも、行きたいところに行ける」「お医者さんの手術の勉強に使える」「コンサートを目の前で体験できる」など、さまざまなアイデアが発表されました。

今回参加した6年生は、コロナ禍に入学し、本来なら経験できたはずのさまざまなイベントが実施できず、子どもたちからも「小学校での思い出が少ない」という声があり、何か思い出に残る体験をさせてあげたいとの強い想いが背景にあったそうです。
また、普段あまり学校に来ない子たちも「この体験会は参加したい!」と、とても楽しみにしていたようで、当日は、そのうちの一人が手をあげて発表もしている姿に校長先生をはじめ先生方から感謝のお言葉をいただきました。

当日の様子を担当の先生が即日記事にしてくださり、学校のホームページに掲載していただきました。

  • ホームページは一般公開されており、どなたでもご覧になれます。
大池小学校ホームページ「大池小日記」より記事抜粋

目を輝かせながら体験する子どもたちの様子を目の当たりにし、小学校での思い出作りにお役に立てたことをスタッフ一同、大変うれしく思える体験会でした。

お子さまの未来につながる新たな学びの場へ

2025年度にスタートした期間限定のバーチャル万博体験プログラムは、おかげさまで体験されたお子さまをはじめ、先生方や保護者のみなさまから大変ご好評をいただいています。大阪・関西万博は10月に閉幕となりますが、これまでの貴重な体験は終わりではありません。

これまでご参加いただいた多くの小学生・中学生から、体験発表やアンケートを通じて、「これから体験してみたいこと」「今回体験した技術をどのように活用したいか」など、素晴らしい未来への想いを聞かせていただきました。

ドコモは子どもたちの貴重な声をもとに、バーチャル万博に続く新たなプログラムを企画し、これからも子どもたちがワクワクしながら学び、将来の成長につながるような体験の機会を提供していきたいと考えています。

「ドコモサステナスクール」はこちら

ドコモサステナスクールのQRコード
このページのトップへ