
docomo EVERYDAY大阪・関西万博ピッチコンテストで学生たちが「自分らしい未来の暮らし」をプレゼン!
2025年8月3日(日曜)、大阪・関西万博の会場にて、「未来の交差点×ドコモ」FUTURE YOUTH CITY ピッチコンペティションが開催されました。テーマは「未来のコミュニケーションを活用した10年後の自分の部屋」。全国から集まった12名の学生たちが、自分らしい未来の暮らしを3分間のプレゼンテーションでそのビジョンを競い合いました。
未来を自由に表現するきっかけと挑戦の舞台を
ドコモは、大阪・関西万博の取組みを通じて、若者が自分の想いや考えを自由に表現できる場をつくり、その挑戦や成長のきっかけを提供しています。
今回のピッチコンテストは、大阪・関西万博という舞台で発表するという貴重な経験を学生に届けるとともに、バーチャル万博やNTTドコモルームの魅力をより多くの方に知っていただくことを目的に実施しました。
ドコモがバーチャル万博で展開する『FUTURE YOUTH CITY』は、「ミライのまち」をコンセプトにしたバーチャル空間です。来場者は、まちを自由に探索したり住人と会話を交わしたりしながら、みんなのアイデアをもとにした「10年後のミライ」を体感できます。
大阪・関西万博「バーチャル万博」NTTドコモルーム 特設サイト
今回のピッチコンテストは、この『FUTURE YOUTH CITY』と連動した企画として実施。学生たちには「未来のコミュニケーションを活用した10年後の自分の部屋」をテーマに、未来の暮らしや社会のあり方について、自由な発想でプレゼンテーションしてもらいました。
個性あふれる12の未来像
学生たちが思い描いた未来の部屋は、どれも独創的で魅力にあふれていました。ここでは、その一部をご紹介します。
最初に登場したのは、神山まるごと高等専門学校の前川 星さん。「考えるだけで身の回りのモノが動く未来」というアイデアを堂々と発表する姿に、審査員からは「言葉に勢いがあり、すごく良かった」とコメントが寄せられました。続いて、立命館大学の今村 美玖さんは、海外留学の経験をもとに「世界とつながるパーソナル・ハブ」を提案。「五感で体感できるテクノロジーは素敵」と高い評価を得ました。西武文理大学の佐藤 夏和さんは、私の拡張現実の部屋「ホワイトキューブ・スタジアム」を発表。みんなの創造力で形づくられた拡張現実の部屋を組み合わせ、無限に広がる世界を生み出すという発想に、審査員からは「なるほど」と驚きの声が上がります。
その後も、個性豊かな未来像が続きます。慶應義塾大学の杉浦 真也さんは、バクテリアと共生する生活空間を提案。関西大学の仲上 瑛人さんは、“絵文字でつながるエモジケーション”を紹介し、独自のコミュニケーションの形を提示しました。香蘭女子短期大学の開田 唯花さんは、万博終了後のパビリオン素材を再利用する「RE-TENTO ROOM」を発表。サステナブルな視点で会場を引き込みました。
早稲田大学(早稲田繊維研究会)の杉田 美侑さんは、日本の伝統繊維をインバウンド向けに発信するホテル構想をプレゼン。秋田公立美術大学の齋藤 操さんは、「AIと石斧の融合」というユニークな切り口で注目を集め、文教大学の吉田 愛梨さんは、「食」を通じて人と世界をつなぐ温かい空間を提案しました。
接戦の末、見事優勝に輝いたのは、西武文理大学の佐藤 夏和さんの“ホワイトキューブ・スタジアム”。
佐藤さんが提案したのは、「見るだけの空間」ではなく、参加することで完成する拡張現実の部屋です。気分に合わせて窓の景色や家具を自由に変えられるだけでなく、仲間と集まれば空間そのものが変化します。
- バスケを楽しみたいならコートが出現し、プロ選手のダンクを間近で体験できる。
- 音楽好きが集まれば、それぞれの知識や好みが組み合わされて特別なコンサートが生まれる。
その瞬間、その場だけの体験を、みんなのアイデアでつくり出す。そんな未来の姿を描いた発表でした。
審査員からは「一人では実現できない特別な体験を拡張現実で可能にするなんて、10年後のミライを感じた」と高く評価され、会場は大きな拍手に包まれました。
審査員からのあたたかなエールと、学生たちの声
審査員を務めたNTTドコモ 2025万博室 谷室長は、学生たちにこんな言葉を贈りました。「大阪・関西万博のテーマは『いのち輝く未来社会のデザイン』。一人ひとりが未来について語り合うことこそが、万博の取組みの本質だと思っています。今日の素晴らしい発表をありがとう。これからも、夢や未来に向かって歩みを進めてください。」
その言葉を受けて、学生たちからは、「緊張感のある瞬間だったけれど、同時にすごく楽しかった」「企業の方に想いを届けられただけでなく、同世代の熱量も感じられて、本当にいい時間になった」など、達成感に満ちた声が寄せられました。
万博という舞台で生まれた、新しい可能性
12人それぞれのプレゼンには、その人らしさと未来への想いがあふれていて、聞いている側までワクワクさせられる内容ばかりでした。学生たちはただアイデアを発表するだけでなく、同じ志を持つ仲間や企業の方々との出会いを通じて、未来への視野が広がるような多くの気づきや刺激を受けたようです。それはまさに「未来の交差点」というイベント名を体現するような時間でした。この日の経験が、それぞれの未来への一歩を照らす原動力となり、彼らのこれからの挑戦をそっと支えてくれることを願います。
大阪・関西万博は2025年10月13日(月曜)まで開催中!
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ドコモグループ 大阪・関西万博サイト