
docomo EVERYDAYサプライヤのみなさまとともに、温室効果ガス削減へ
ドコモは2040年ネットゼロをめざし、温室効果ガス排出量の削減に取組んでいます。自社の事業活動における排出量削減は、従来より省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入を進めています。今後はさらに、サプライチェーン全体の排出量削減に向けて「ドコモ サプライチェーングリーンプログラム」を立ち上げ、サプライヤのみなさまとの連携を強化していきます。
2040年ネットゼロをめざして
ドコモグループの2023年度温室効果ガス排出量は約764万t-CO2であり、そのうち約62%は調達した製品、サービス、資本財に関する排出量です。これらを削減するためには、製品やサービスを供給する企業であるサプライヤとの連携が不可欠です。


温室効果ガス排出量可視化・削減に向けた説明会
自社だけでなく、サプライチェーン全体で温室効果ガス排出量の削減をめざすには、サプライヤのみなさんにドコモのネットゼロ方針や取組みを知っていただくことが重要です。そこで、主に物品の供給元となっているサプライヤ37社を対象に、脱炭素にかかわる世界動向や、ドコモの温室効果ガス排出量可視化支援施策についての説明会を実施しました。
計96名の参加者からは、今後の取組みにつながるコメントをいただくことができました。
<参加した企業からのコメント>
- 必要なデータは、製品ごと、顧客ごとに異なるが、どのようなデータを出せばよいか
- 調達品目は多種多様であり、データ収集が難しい
- サプライチェーンにかかわる温室効果ガス排出量は自社だけの問題ではないので難易度が高い

サプライヤの課題を一緒に解決するプログラムがスタート
説明会参加企業からのコメントによって、温室効果ガス排出量の可視化・削減に対して、各社それぞれ課題を抱えていることがわかりました。そこでドコモは、各社の課題解決に向けてドコモが伴走をする「ドコモ サプライチェーングリーンプログラム」を新たに立ち上げました。
サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量削減にあたっては、一次データの活用が推奨される※ことなどから、本プログラムではサプライヤのみなさん向けに、温室効果ガス排出量の「可視化・削減」を検討し推進する機会を提供します。
第一弾として、サプライヤからの要望の多かった『GHG排出量算定勉強会~スコープ3各カテゴリの説明及び演習』を開催しました。参加企業からは好評の声をいただいており、今後はプログラム参加企業数を増やすほか、具体的な削減方法の検討にもステップを進めていきたいです。
<参加した企業からのコメント>
- 実際に温室効果ガス排出量を算出する演習があったため、具体的にイメージをすることができた
- Scope3各カテゴリの算定方法をまとめた資料が分かりやすかった
ドコモでは、今後もドコモ サプライチェーングリーンプログラムを通してさまざまな機会を提供し、サプライヤのみなさまの協力を得ながら、2040年ネットゼロをめざしてまいります。

ドコモグループ2040年ネットゼロについて詳しくはこちら