ドコモショップでのお仕事体験

docomo EVERYDAY中学生が実践で学ぶ。
障がいに合わせたコミュニケーション方法

ドコモでは、障がいのある人もない人も、ともに自分らしく暮らせる共生社会をめざしています。その実現に向けたさまざまな取組みを「ドコモ・ハーティスタイル」と掲げ、ドコモグループ社員一体となって進めています。
今回、ドコモショップでのお仕事体験をとおして、中学生に「ドコモ・ハーティスタイル」に込められた思いを知ってもらう特別授業を行いました。

障がいのある方の感覚を体験

ドコモ・ハーティスタイルの取組みの一つとして、どなたでもあんしんしてご利用いただけるドコモショップをめざしてさまざまな工夫を行っています。
そんな工夫がたくさん詰まったドコモショップ「ドコモ・ハーティプラザ丸の内」に茨城県阿見町立竹来中学校の生徒2名に来てもらい、共生社会に向けて何が自分にできるのかを見つけることをゴールに特別授業にご参加いただきました。
本授業では、視覚障がいと聴覚障がいの当事者2名をゲストにお迎えし、障がいのある方からの生の声を聞きながらコミュニケーションの取り方を学びました。

ハーティプラザスタッフからのプロジェクト紹介

まずは、視覚障がいがある方が普段どういう感覚なのかを体験。
ペアになり、片方がアイマスクを着け視覚が奪われた状態で、お題のワードをもう一人が指示するとおりにスケッチブックに書いてみるワークを行いました。ただしお題のワードを口に出してはいけません。指示を出す側は、「あれ」や「これ」が伝わらないことの歯がゆさを実感し、アイマスクを着けている側も多くの情報が遮断され、自分が何をしているかわからなくなり、二人で大苦戦。
普段いかに視覚に頼っているかを体感することができました。

続いて聴覚障がいも体験。イヤーマフを着けてもらい、口の形を読み取る「読話」にトライしました。普通の話し方を読み取るのはとても難しく、ハッキリとした口の形とジェスチャーもあれば、かろうじてわかるかも…といった感覚をつかむことができました。「普段からこのレベルで集中しているのがすごい」という素直な感想も聞こえました。

応対で実践!障がいのある方とのコミュニケーション

障がいのある方の感覚を学んだところで、ドコモショップの応対体験でコミュニケーションの実践を行いました。
まずはハーティプラザスタッフによるダメな応対例から。障がいのある方が不安感をもったり、悲しい気持ちになるポイントを散りばめたデモンストレーションを見て、ダメなポイントや改善のアイデア出しを行いました。みなさんよいポイントに気づくことができ、障がい当事者の方からも褒めてもらうことができました。
手話での自己紹介の練習の後、ドコモの工夫が詰まったよい応対デモンストレーションを見てもらい、次はいよいよ参加者のみなさんが応対体験にチャレンジする番です。
学んだことを発揮できるか緊張の面持ちでしたが、先回りした気配りや相手に応じた柔軟なコミュニケーションをしっかりと実践することができました。

視覚障がいのあるお客さまへの応対体験
聴覚障がいのあるお客さまへの応対体験

一人ひとりに寄り添った対応が勉強になった

今回の特別授業に参加した中学生は、障がいのある方とのコミュニケーションを意識したのははじめてとのこと。最後に授業をとおして気づいたことを発表してもらいました。
「障がいの種類や程度は人によってさまざまで、それぞれに応じた接し方を知ることができとても勉強になった。」
「なかなか普段かかわることのない障がいのある方とかかわれたことと、そういう方にも対応したドコモの取組みを知ることができてよかった」
この授業で最も伝えたかった「ドコモ・ハーティスタイル」に込められた障がいのある方との共生社会への思いと、実現に向けてできることを感じ取っていただくことができ、主催したドコモにとっても充実した時間となりました。

さらに詳しい授業模様は、こちらからご覧ください!

誰もが自分らしく暮らせる社会に向けて

今回の授業は、障がいのある方との応対にフォーカスして学びを深めましたが、ドコモでは応対だけにとどまらず、高齢者や障がいのある方など誰もが使いやすい製品・サービスの開発・提供や柔軟な手続き方法の提供など、日々ハーティスタイルの取組みを推進しています。
これからも、今回参加してくださった中学生をはじめとするお客さまとともに、誰もが自分らしく暮らせる共生社会の実現に貢献してまいります。

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