
docomo EVERYDAYあなたの“想い”が力になる dポイントクラブの「こども食堂」支援活動
ドコモでは「dポイントクラブ」の社会貢献プロジェクト「#つながるdポイント」にてこども食堂への支援活動を実施しています。
今回は、この取組みを中心となり推進している社員に話を聞きました。

マーケティング戦略部サービスマーケティング室
dポイント・ポータル推進担当
菊池 母似蘭

マーケティング戦略部サービスマーケティング室
dポイント 担当部長
木村 理絵
※所属は取材時のものです
dポイントクラブの「こども食堂」支援
──本施策の内容をお聞かせください。
菊池:dポイント事業の一環で、無料または低額で食事を提供する「こども食堂」を支援していく取組みです。仕組み自体は非常にシンプルです。ドコモのdポイントクラブ会員のみなさまはdポイントクラブサイトの本施策Webページにお越しいただき、こども食堂を応援するためのエントリーボタンを押します。
すると、「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」を通して、お客さまからのdポイントや金銭などの寄付は不要で、お客さまのdポイントクラブの会員ランク*1に応じた寄付が全国のこども食堂へ届けられるというものです。
dポイントクラブのこども食堂支援活動の取組みは2023年7月に開始し、2025年4月現在は4回目の支援を実施しています。
支援をさせていただいたこども食堂の数は、1回あたり100か所ほど。過去3回の実施で合計4,500万円を寄付してきました。

- 「dポイントクラブ」の会員ランクは、街やネットの加盟店におけるお買物や、ドコモの各種サービスご利用を通じて、判定対象期間(3か月間)中に獲得いただいた「dポイント獲得数」に応じて、5段階(1つ星~5つ星)で判定されます。
「エントリーボタンを押すだけ」
─社会貢献活動に気軽に参加していただきたい
──どのように施策を実現していったのでしょうか。
菊池:貧困や虐待などの問題を抱えている子どもが増加傾向にあるのと同時に「居場所」であるこども食堂が社会でクローズアップされてきています。その数は右肩上がりで、いまや1万か所を突破。一方、資金繰りという困りごとを抱えている食堂も多く、近年は食材費や水道光熱費の高騰が直撃しています。
こうした課題に対して、dポイントを扱う私たちに何かできないか──。そんな思いからスタートした施策です。気軽に社会貢献活動にご参加いただける方法はないかと模索し、「ただエントリーボタンを押すだけでいい」といういまの設計に至りました。
ドコモによる寄付額は、エントリーいただいたお客さまのdポイントクラブの会員ランクに応じて変わります。dポイントクラブの会員ランクは、お客さまが買物などを通じてためていただいたdポイント獲得数で判定されます。つまり、お客さまにdポイントのサービスをご利用いただくことで、ドコモから寄付をするという施策をめざしました。
──とはいえ「本当にボタンを押すだけでいいのか」と考えてしまうこともあったそうですね。
木村:私がいまの部署に着任したのは昨年の2024年7月ですが、施策概要をはじめて聞いたときは、お客さまのdポイントを寄付金に変換するものだとばかり思っていました。しかし実際は、こども食堂への応援エントリーボタンを押すことで、気軽に社会貢献活動に参加できる仕組みだと知り、驚きました。
これは素晴らしい取組みだと思います。誰かのために何かをしたくても方法がわからず、二の足を踏んでいる人の背中を優しく押してくれます。ボランティアをしてみたいという気持ちさえあれば、それだけで誰かの助けにつながるわけです。だからこそ「本当にそれだけでいい」をきちんと浸透させていく必要があり、いまもさまざまな工夫で伝え、広める努力をしています。

感謝の声が大きなモチベーション
──支援先からの声があればお聞かせください。
菊池:dポイントのマスコットキャラクター「ポインコ兄弟」とともに、プロジェクトメンバーがこども食堂を訪問するイベントでは、想像以上のうれしい反応をいただきました。ゼロからの企画ばかりで暗中模索の日々が続きましたが、こども食堂のこどもたちやボランティアの方々の笑顔でこれまでの苦労が吹き飛びましたね。
「ギリギリだった食事提供に一品足せるようになり、子どもたちの喜ぶ顔が増えた」「クリスマスプレゼントをまかなえた」──。寄付金についても、数々の感謝の声が寄せられています*2。
- こども食堂支援の様子はこちら
【支援レポート】こども食堂を応援しよう!- dポイントクラブ【つながるdポイント】
本プロジェクトは部署の垣根を越えて、社会活動に興味を持つメンバーで成り立っています。「子どもの未来のために」と時間を捻出し、それぞれの経験値や知見を活かし、歩んできました。
そもそも、dポイント事業で社会貢献と事業貢献を両立させるのは初の試みです。社内への理解と調整、また、こども食堂をつなぐ外部パートナーを探すのにも苦労しました。ですからこうした声は本当に、施策にかかわるみなの大きなモチベーションになっています。
人と人との想いを「つなぐ」
──このような施策をドコモで行う意義はどこにあると思いますか。
木村:本施策に携わるにあたり、私もこどもと「こども食堂」へ行き、利用者やボランティアの方々と一緒に地域の郷土料理をつくる体験イベントに参加したことがあります。そこでは「どんな料理になるだろう。早く食べたいね。」と、知らない人同士が一つの料理をつくりながらいつの間にか仲よくなっていきました。
コミュニティのつながりが薄れる現代において、大人も子どもも含めた交流の場が必要になっていると改めて感じます。地域の人々のつながりをつくるこども食堂を支援し、また、誰かの助けになりたいと表明してくれた方と食堂をつなげる。「つなぐ」をブランドスローガンに掲げるドコモがこれらを行うのはごく自然なことだと思います。
かつてこども食堂は、貧困対策の側面ばかりが注目されましたが、いまでは地域のにぎわいづくりなどの役割も果たすようになっています。決して特別なところではなく、分け隔てなく誰もが本当の豊かさを享受できるあたり前の場所に──。食堂の運営側も支援する私たちも、思いは同じです。
あらゆる世代の人と人がつながる場所「こども食堂」を、ドコモと一緒に応援してくれる、たくさんのお客さまのエントリーをお待ちしています。

≪#つながるdポイント~こども食堂を応援しよう!2025年春~≫
●エントリー期間:2025年3月3日(月曜)~2025年4月30日(水曜)
●対象者:dポイントクラブ会員
●参加方法:「#つながるdポイント~こども食堂を応援しよう!2025 年春~」Webページよりエントリー
※エントリーにはdアカウント(無料)が必要です。
●ランクに応じた応援食事相当数:dポイントクラブの会員ランクに応じて、1 人最大 5 食相当分の寄付をいたします。