「ドコモ泉南堀河の森」保全活動

docomo EVERYDAY森の守り方はたくさんある!ドコモ泉南堀河の森で保全活動を行いました

ドコモグループでは、ICTや社員の力で、全国で生物多様性保全の取組みを進めており、その地域ならではの活動を行っています。
環境省の自然共生サイトに認定されている「ドコモ泉南堀河の森」にて、129回目の保全活動を実施しました。

生物多様性ってなんだろう?

この日はホールアース自然学校から講師をお招きし、まず「生物多様性とは?」を学ぶ環境学習を実施しました。
生物多様性とは、さまざまな生物たちが、互いにかかわりながら存在していること。見渡してみると、この堀河の森にもたくさんの生物と、その生物が暮らす環境があります。
その生物多様性がいま危機を迎えていて、絶滅危惧種だけではなく普通の種さえも希少になってきている!
そんなお話をみんな真剣なまなざしで聞き入っていました。

環境学習の様子
環境学習の様子

生物の生息地を守る活動

生物多様性について学んだあとは、実際に保全活動に取組みました。
今回は森林整備、オオムラサキの幼虫保全活動、リース作りの3つの活動です。
森林整備活動では、ドコモOBを先頭に急な坂や山を登り、木を電動のこぎりで除伐したり、クワやチェーンソーを使って小川周辺の草刈りをします。樹を育てるためには、自然にほどよく人の手を入れることが大切です。
また、環境省レッドリストで準絶滅危惧種にも指定されている日本の国蝶オオムラサキを守る活動も継続的に行っています。エノキの木の落ち葉で木の根元に落ち葉だまりをつくれば、オオムラサキの幼虫が冬眠するための寝床の完成です。オオムラサキはエノキの葉が大好きなので、落ち葉の80%以上をエノキの落ち葉でつくることがポイントです。たくさんエノキの落ち葉をよりすぐって集め、幼虫が冬眠しやすいような環境を整えました。

保全活動の様子

自然を楽しむことが森を守ることにつながります

リース作りでは、藤のツルを刈ります。ツルは柔軟なので、ぐるぐる丸めて木の実や落ち葉を飾り付けると、華やかなリースのできあがりです。
一見楽しいだけの作業に思えますが、実はこのツルを刈ることも保全活動につながっています。ツルはほかの植物に巻き付いて成長していきます。そのため、ツルを生やし放題にすると幾重にも重なって巻きついた植物に太陽が当たらず枯れてしまう原因になります。
森の恵みを受け取って楽しむことも生物多様性保全活動のひとつです。

リース作りの様子
藤のツルを刈る様子

これからも、ドコモ泉南堀河の森で、社員の力を合わせて、さまざまな保全活動を行い、豊かな生態系を守ってまいります。

「ドコモ泉南堀河の森」保全活動の集合写真
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