
docomo EVERYDAY昆虫のためのホテル?ドコモ大津俵山広葉樹の森(熊本県)でインセクトホテルを設置しました!
ドコモグループでは、ICTや社員の力で、全国で生物多様性保全の取組みを進めており、その地域ならではの活動を行っています。
ドコモ大津俵山広葉樹の森(熊本県)では、これまでドコモ社員が力をあわせて森林整備活動を行っていました。
2024年度はこれまでの活動に加え、生物多様性保全のチャレンジとして、ドコモの森にどんな生物が存在するのか確認してみよう!と、「インセクトホテル」を作成・設置しました。どんな昆虫が住みつくでしょうか。
どんな昆虫がいるか見てみよう
ドコモ大津俵山広葉樹の森は、南阿蘇の入口俵山付近にあり、周囲の山々を一望できる環境です。

この森では、これまでドコモ社員が力をあわせて森林整備活動を行っていましたが、新たに生物多様性保全のチャレンジを開始することにしました。何から始めればよいのか、わからないことだらけでしたが、小さな一歩からはじめるべく、まずはこの森にどんな生物がいるのかを確認することに。観察しやすいようにインセクトホテルを作成・設置し、そこに集まる昆虫を観察します。
インセクトホテルとは、微生物や昆虫などが過ごしやすい場所を人の手でつくったもの。「インセクト」は英語で「虫」のことで、昆虫たちが快適に過ごせるホテルをそう呼びます。
作成・設置にあたって、社員とその家族が森に集まり、力をあわせて作業。トンカチを使って、木材で枠組みをつくったあと、この森に生えている植物を採取して内部に入れ込みます。これにより、昆虫たちが自然とこのホテルに集まるような空間の完成です。さてこれからどんな生きものたちが集まってくるでしょうか。



植物をセッティング
森を守るためには整備も大切
従来より実施していた森林整備活動も、重要な取組みとして継続しています。
ドコモ社員が現地に集まり、鎌を使いながらススキや雑木などを取り除きました。桜の木など、季節の花が見られる植物も生息しており、見ごろがたのしみです。


草刈りを進めました
生きものの痕跡発見
森では、微生物や昆虫のほかにも、生きものの痕跡が見られます。たとえば、猪が木の根を掘り起こし餌を探した跡や、鹿が木の皮を食べた跡など。また、鹿の鳴き声が聞こえることもあります。
こうした生きものを身近に感じると、森林整備活動をしながら、生きものと共存していくことについて、一層考える機会となります。インセクトホテルを使った観察が本格化すると、ますますそのような機会が増えるでしょう。
これからも、ドコモ大津俵山広葉樹の森で、生きものたちが暮らし続けられる森づくりを通して、生物多様性保全に貢献していきます。

共存できる森づくりをめざします