
docomo EVERYDAY有明海の干潟で生態系を守ろう!
ドコモグループでは、ICTや社員の力で、全国で生物多様性保全の取組みを進めています。お客さまや地域のみなさまと、保全活動や連携施策を実施しています。
ドコモCS九州 佐賀支店では、ラムサール条約に登録されている有明海の干潟の一つである、東よか干潟で生態系保全活動を実施しました。
有明海干潟はどんなところ?
2015年、佐賀県・有明海にある2か所の干潟が「ラムサール条約」登録湿地として認められました。干潟はズグロカモメ、クロツラヘラサギ、ホウロクシギなどの絶滅危惧種を含む水鳥類の国内有数の渡り鳥の中継地、越冬地となっており、国際的にもその重要性が高く評価されています。
まずは、有明海干潟について知ろう!ということで、さが県政出前講座から生物海洋学研究者の藤井先生をお招きし、ドコモ社員を対象に、有明海の干潟の生態系や生物多様性保全について勉強会を開催しました。
有明海は海苔が有名ですが、ほかにも漁業や養殖業が盛んで、人々にとって重要な食糧供給の場となっており、人間活動との接点が多い海です。
しかし最近では、気候変動による豪雨で干潟の塩分濃度が変化してしまうなど、私たちの生活と干潟の生態系が密接にかかわっていることを学びました。

回収したごみの量はなんと3トン
私たちの生活にも関わりのある干潟を守る取組みとして、東よか干潟で開催された、サガテレビ主催の「アクトクリーンSAGA2024」で海岸清掃に参加しました。
地元企業や地域のみなさまなど全体で約850人が参加し、開会式後に一斉に海岸清掃活動を開始。
海岸の漂着物などおよそ3トンのゴミが回収され、見渡す限りゴミのないクリーンな海岸となりました。


きれいな干潟を守り続けるために

当日は天候にも恵まれ、地上の紅葉ともいわれる美しいシチメンソウの群落とその後方に広がる干潟が一望でき、しばし景色に見とれるほど。
本活動を通じて干潟の生態系保全の重要性を再認識するとともに、活動継続の必要性を感じました。今後もこの活動を継続し、次世代へこの自然豊かな干潟を残していきたいと思います。
