docomo EVERYDAY史上最年少中学生
タイトルホルダー誕生!

「第26期ドコモ杯女流棋聖戦」、仲邑 菫(ナカムラ スミレ)さんが、予選トーナメントを勝ち上がり、2連覇中の上野 愛咲美(ウエノ アサミ)さんに勝利し、史上最年少(13才11か月)でのタイトル獲得・初の中学生タイトルホルダーが誕生。
2023年3月8日(水)、「第26期女流棋聖就位式」が開催され、ドコモ杯のほか、允許状などが授与されました。

ドコモ杯を授与する栗山副社長

囲碁の「ドコモ杯女流棋聖戦」とは?

ドコモは「文化支援活動」の一環として「女流棋聖戦」に協賛しており、今期で26期目を迎えます。本大会は「女流本因坊戦」「女流名人戦」「女流立葵杯」「女流最強戦」と並ぶ女流5大タイトルの1つになっており、歴史とともに権威ある大会です。

上野 愛咲美さん(左)と仲邑 菫さん(右)の対局の様子

ドコモ杯女流棋聖就位式開催!

2023年3月8日(水)、第26期ドコモ杯女流棋聖就位式が開催されました。

今年度も、新型コロナウイルス感染症対策の観点から式典のみの実施となりましたが、仲邑 菫女流棋聖の初タイトル獲得というニュース性もあり、関係者・メディアなど約80名のみなさまがご来場されました。

冒頭の主催者挨拶では、栗山副社長よりコロナ禍で棋戦を運営されている日本棋院のみなさまへの御礼とともに、史上最年少中学生女流棋聖の快挙・日々の努力への敬意、そして世界に向けますます活躍していただきたいと激励のご挨拶がありました。

栗山副社長より主催者挨拶
日本棋院小林理事長より允許状授与

祝辞は、過去女流棋聖のタイトルを7回獲得されている謝 依旻(シェイ イミン)七段よりいただき、女流棋聖と出会った当時の印象や今後への期待についてお話しいただきました。花束贈呈は、作家の林 真理子さまより行っていただき、「菫ちゃんが大きなタイトルを獲得したのは感慨深い。平安の昔から囲碁は女性たちのたしなみの1つだったという歴史がある。誇りを持って頑張ってください。」とエールを送られました。

謝 依旻七段よりご祝辞
林 真理子さまより花束贈呈

謝辞では、仲邑女流棋聖から『がんばっていればチャンスはある』と謝 依旻七段から励まされたエピソードが紹介され、「あの言葉で今があると思います。」と語り、「挑戦者になれただけでも実力的にはでき過ぎで、タイトル戦で上野先生に勝てたのはミラクルだと思います。」と三番勝負を振り返り、「お世話になった先生方や応援していただいた方への感謝を忘れずに、これからも精いっぱい努力したい。」とご挨拶がありました。

めざすは世界!

今回タイトルを獲得した仲邑 菫女流棋聖は、プロ棋士として公式戦初勝利をしたのもこの女流棋聖戦。史上最年少でプロ棋士となった際に明言した「中学生でタイトルを獲得」を果たす快挙となりました。「目標を果たせたのは嬉しい。でも試合前後では自分の気持ちはあまり変わっていないように思う。」と世界をめざし日々研鑽されている仲邑女流棋聖。女流棋聖となった感想や今後の目標、そして14歳の彼女の素顔に迫ったインタビューもぜひご覧ください。

・スペシャルインタビューはこちら

インタビュー後書いていただいた色紙には「夢に向かって努力する」
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