【Jリーグ×ドコモ】感動をわかち合える観戦体験をつくる
全国のスタジアムで進む通信環境の向上
スタジアムでのサッカー観戦スタイルは、デジタル活用があたりまえのものとして定着しています。ドコモは、Jリーグとの協業ビジョン「チームになろう。」の取組みの一環として、全国のスタジアムの通信環境を向上させるプロジェクトを始動しました。この記事では、2026年のシーズン開幕に向けた、インフラ整備の取組みについてご紹介します。
心躍る瞬間をもっと。2026年のシーズン開幕を見据えた全国一斉プロジェクト
目の前のプレーを堪能しながら、手元のスマートフォンでリプレイ再生をして判定を見返したり、他の試合の戦況を確認したり。スタジアムでの観戦スタイルは、デジタル活用があたりまえのものとして定着しています。一度に数万人を収容するスタジアムでは、試合中のSNSへの投稿や動画配信サービス「DAZN」でのリプレイ解説の視聴に加え、入場時の電子チケット表示や売店での決済など、通信ニーズが極めて高く、スマートフォンの利用機会に比例してモバイルネットワークへのニーズも増加し続けています。
こうした変化に対応し、地域・サポーター・クラブのつながりを進化させ、サッカーの感動を共有できる仲間の輪を広げていくために、ドコモは「チームになろう。」の取組みの一環として、全国のJリーグクラブのホームスタジアムを対象とした通信環境の向上を開始しました。めざすゴールは、すべてのスタジアムで、満員時でも動画視聴や決済がスムーズに行える環境を整えること。シーズンが開幕する2026年8月までの目標達成をめざし、現在全国のスタジアムにおいて急ピッチで整備を進めています。
「ファンのために」という共通の想いで、Jリーグやスタジアムと連携
通信環境の向上を実現するためには、Jリーグ・スタジアムなどとの密な連携が必要です。さらなるスタジアムの通信環境の向上には、新たな基地局の設置が不可欠ですが、それには、場所の確保や配線工事が伴います。試合やイベントスケジュールの合間をぬって工事を行う必要があるため、限られた時間のなかで多くの交渉や調整が求められます。
たとえば、名古屋グランパスのホームである豊田スタジアムの通信環境の向上計画では、「ファンの観戦体験向上のために」という共通の想いのもと、豊田市様をはじめとするスタジアムの関係各所にご協力いただいた結果、大規模サッカーイベントに向けた通信品質工事が完了しました。追加の対策としてJリーグシーズン開幕に合わせて、従来の5Gアンテナよりも2倍以上の通信性能を発揮するマルチユーザMassive MIMOに対応した装置の導入も予定しています。
新たなネットワーク技術を導入し、さらなる快適な観戦体験を実現
心躍る観戦体験をより多くの人と共有できる通信環境をつくる。そのために、今回のプロジェクトでは、新たな技術の導入も予定しています。そのひとつが「5G SA(Standalone)」です。5G SA活用のメリットは「4Gのネットワーク負荷を軽減、混雑時でも安定した通信サービスの提供」が実現できることです。5G SAは通信が5Gのネットワークで完結するため、4Gの混雑状況に左右されず、安定した高速通信が利用できます。また、5G SAの提供開始後には「ネットワークスライシング技術」の導入も視野に入れています。ネットワークスライシングとは、サービスごとにネットワークを仮想的に分割(スライス)して、さまざまな品質要求に対応できる技術です。これを道路にたとえると、従来の通信は、すべての車が同じ道路を走っているような状態でした。ネットワークスライシングを使えば、「動画視聴用の道路」「決済用の道路」といった具合に、目的ごとに専用の道路を用意することができます。
5G SAを使った通信環境が完成すれば、数万人が集まるスタジアム内であっても、試合動画の再生や売店での決済などが、さらに快適になります。今後、5G SAを各スタジアムで利用できるよう、関係各所一丸となり5G SAエリアの提供を順次進めていきます。
たくさんの感動と共感が生まれるサッカー観戦体験の場をつくる
ドコモがめざすのは、2026年8月のシーズン開幕までに、全国すべてのJリーグクラブのホームスタジアムで、通信環境の向上を完了させることです。その実現に向けて、現在、全国各地で調整と工事を進めています。
通信のつながりやすさを実現することはゴールではなく、あくまでスタートラインです。Jリーグとの協業ビジョン「チームになろう。」の取組みをさらにひろげ、今後は快適な通信環境を土台に、5Gを活用した多視点での映像視聴や、試合に集中できるスムーズなキャッシュレス決済など、観戦体験をより快適に、新しい感動に満ちたものにするサービスを展開していく予定です。
Jリーグ、各クラブ、そしてスタジアム関係者のみなさまとチームになり、ドコモはこれからも、感動や共感をたくさん生み出す観戦体験というボールをつなげ続けていきます。
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株式会社NTTドコモ ネットワーク本部
無線アクセスデザイン部 シェアリング企画村山 友祐
株式会社NTTドコモ 関西支社
ネットワーク部 移動無線計画
株式会社NTTドコモ 「チームになろう。」事務局