特定環境による影響
高層階で通信が切れることがあるのはなぜ
基地局の電波は基本的に下方向に出ているため、高層階には最寄りの基地局の電波は届きにくい状況です。一方、見通しが良いため遠くの高所からの電波は届きやすくなりますが、基地局との距離が離れているため携帯電話からの電波が届かないことがあります。

その場合、発信や着信ができなくなったり、相手からの声が届かない、こちらの声だけ品質が悪いという症状が発生することがあります。
対策として、最寄局の電波を上向きに出したり、遠方からの電波が届かなくなるように工夫しています。
外が見えている半地下なのにつながりにくいのはなぜ
ビルの地下や地下鉄の駅構内などでは、屋外からの電波が届きづらいことがあります。
そのため、「屋内基地局(IMCS)」という設備により電波対策をして、屋内でも携帯電話が使用できる場所があります。
ただし、半地下のように屋外や屋内基地局(IMCS)の両方の電波が届きにくい場所では電波が弱くなってしまい、携帯電話がつながりにくかったり途切れることがあります。


電車の中だとつながりにくいことがあるのはなぜ
屋外を走行中の電車は、さまざまな方向から電波を受けながら走っており、車外の状況(建物や地形など)も刻一刻と変化するため、安定した電波が届かなくなり、つながりにくくなることがあります。

また、駅で停車中は構内の基地局から電波を受けていますが、駅構内の構造上どうしても車内まで電波が届きにくい場合があります。地下鉄などは、走行中、電波がまったく届かない場所もあります。
そんなときに、携帯電話でメールやインターネットを使うと「送信できない」「なかなか繋がらない」などの現象が起きます。


電波が弱くなりやすい場所






同じ場所、同じ機種でもアンテナ表示が違うことがある
電波は反射や透過、回り込みなど様々な特性があります。
このような特性があり携帯電話に様々な方向から電波が届くため、同じ条件でも電波状況が違う場合があります。
窓際や屋外など、電波が届きやすい場所に移動することで、携帯電話が利用しやすい状況になります。


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