どうして電波が届くの?
快適にケータイ電話を利用するために様々な技術があります。
移動しても切れない
基地局(アンテナ)の間で電波をどんどんリレーさせ通話が途切れない仕組みがあります。(ハンドオーバー技術)
どこにいてもわかる
ケータイ電話は、通話をしていない時でも電源が入っていれば、自分の場所を知らせるために信号を出しています。(位置登録)
この位置登録により、移動してもどこの基地局のエリアにいるのかがわかるため、効率的な通信ができます。
通話の品質を保つ
送信された電波は複数に分割されそれぞれの経路をたどり相手に届きます。
- 通過(透過)してゆっくり届く電波
- まっすぐ届く電波
- 反射してやや遅れて届く電波
途中で弱くなったり、タイミングがずれてしまったりする電波を修正して重ね合わせ、ひとつの強い電波として合成します。
このように電波をかき集めて通信を行うことを「レイク受信(熊手のようなもの)」と呼びます。