報道発表資料

（お知らせ）「新体感ライブ」のサービス名称を「新体感ライブ CONNECT」に変更
-国内初の「8KVRライブ」で新しいエンターテインメント体験を提供-
＜2020年1月22日＞

株式会社NTTドコモ（以下、ドコモ）は、音楽イベントなどの生配信をスマートフォンなどからマルチアングルで視聴できる「新体感ライブ」（以下、本サービス）を、2019年1月より提供してまいりましたが、2020年1月22日（水曜）から「新体感ライブ CONNECT^TM」にサービス名称を変更いたします。

新しい名称の「新体感ライブ CONNECT」には、アーティストとファン、ファン同士がつながるという意味を込めています。5G時代に向けて、最先端の映像技術を活用することで、アーティストとファンの距離をなくし「新しいライブ体験」を「みんなでいつでもどこでも楽しめる」場を提供することをめざします。

さらに本サービスでは、「マルチアングル配信※1」、「ARフィギュア※2」、「TIG Live※3」や「コメント機能」などの従来メニュー※4に加えて、新たに8K高画質のVR映像を生配信する「8KVRライブ」を2020年3月18日（水曜）から追加します。

「8KVRライブ」は、ドコモ独自の技術を用いた国内初※5のサービスで、ライブ会場に設置した360度カメラからの映像をリアルタイムで多くのお客さまに配信する、5Gの特長である「高速・大容量」を活かした5G時代を象徴するサービスです。8K高画質のVR映像をリアルタイムで視聴でき、自分があたかも会場の最前列にいるかのような、いわゆる「バーチャル最前列」をどこでも手軽に体験できます。

■ロゴマーク

今後もドコモは、先進技術を活用し、お客さまに新しいエンターテイメント体験を提供することで、体感革新を実現してまいります。

1. 音楽イベントなどの会場の様々な位置・角度に設置された複数台のカメラ映像の中から好きなアングル映像を選んで見ることができます。視聴中、好きな時に何度でも映像を切り替えることが可能です。
2. ARマーカーがプリントされたアーティストのグッズにスマホをかざすとミニチュアアーティストが3Dで出現します。
3. ライブ映像内のオブジェクトにタッチすると、通販サイト等に遷移できます。
4. 従来メニューの視聴には「新体感ライブ CONNECT」アプリが必要です。
   「新体感ライブ CONNECT」専用アプリのダウンロードおよび視聴には、別途通信料が発生します。
5. 2020年1月現在ドコモ調べ。

別紙　「8KVRライブ」の概要

1. 「8KVRライブ」の特長

ライブ会場に設置した360度8Kカメラで撮った高画質のVR映像をリアルタイムで視聴でき、自分があたかも会場の最前列にいるかのような、「バーチャル最前列」を体験できるサービス。

2. 「新体感ライブ CONNECT」での視聴方法※1

「新体感ライブ CONNECT」サービスサイトでコンテンツを購入後、「新体感ライブ CONNECT VR」アプリを立ち上げ、視聴したいコンテンツを選択後、VRグラスをスマートフォンに装着してお楽しみいただけます。VRグラスは、お客さまでご用意いただくか、一部のコンテンツについてはコンテンツとセットで販売いたします。

3. 「8KVRライブ」の技術的な特長

情報量の多い360度（全天周）映像をリアルタイムで生成・配信し、スマートフォンやヘッドマウントディスプレイでの視聴を可能とする技術で、主に以下の技術で構成されている。

1. リアルタイムスティッチング処理技術
   ライブ会場などに円形に配置された複数カメラの映像を、サーバ側でつなぎ合わせ360度3D映像としてリアルタイムに生成する技術。
2. 高効率配信処理技術
   サーバ側で生成した360度映像をリアルタイムに分割し、視聴者側に配信する際、視聴者が見ている部分を高解像度、視聴していない部分を低解像度で配信することで全体情報量を削減し、視聴機器での再生処理負荷を軽減する技術。
3. クラウドサーバー並列処理技術
   上記の処理をクラウド上で並列化されたサーバによりリアルタイムで行うので、撮影者側では大規模な装置を必要とせず、8K360度映像のリアルタイム生成と、スマートフォンやヘッドマウントディスプレイへの高効率配信を同時に実現。

4. システム構成図

1. 「8KVRライブ」は、「8KVRライブ」に対応するコンテンツのみ視聴が可能です。
   「新体感ライブ CONNECT VR」アプリは2020年2月中旬（予定）よりダウンロードが可能です。
   「新体感ライブ CONNECT VR」の視聴および専用アプリのダウンロードには、別途通信料が発生します。