報道発表資料

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ（以下ドコモ）は、２０１１年度適用の事業者間における携帯電話の接続料改定について、本日、総務大臣へ届出を行いました。
昨年に引き続き、今回の改定においても、２０１０年度より適用しているガイドライン1 に従った算定を行い、２０１０年度適用の接続料から音声接続料（区域内）で２１．８％低減しております。
ドコモは今後も接続料の低廉化に努めてまいります。

詳細については以下のとおりです。

1. 接続料の主な改定内容
   

   ＜音声接続料＞

   区分	改定後（２０１１年度適用）	現行（２０１０年度適用）
   区域内	０．０６８円／秒（▲２１．８％）	０．０８７円／秒
   区域外	０．０８２円／秒（▲２１．９％）	０．１０５円／秒

   ドコモ網との相互接続点2 が、ドコモが定める同一の区域内3 に存在する場合には、「区域内」の料金を適用し、それ以外の場合には「区域外」の料金を適用します。

2. 適用時期
   

   ２０１１年４月１日に遡って適用します。

• 1 第二種指定電気通信設備制度の運用に関するガイドライン（２０１０年３月総務省公表）
• 2 ドコモの携帯電話と他の電気通信事業者が提供する回線との相互接続通話における接続点
• 3 ドコモが定める同一区域 ： ドコモ各地域支社の営業区域

［参考１］音声接続料の仕組み

1. 区域内料金

   【例 ： 他社携帯（東京）発→ドコモ携帯（横浜）着の場合】
   

2. 区域外料金

   【例 ： 他社携帯（東京）発→ドコモ携帯（名古屋）着の場合】
   

POI＝［相互接続点（Point of Interface）］

［参考２］音声接続料の推移

［参考３］携帯電話の接続料（音声）の国際比較

• 諸外国の料金は各国規制当局のホームページ等による。
  為替レート：1ユーロ＝１１２．０２円、１ポンド＝１２８．４８円（2010年12月〜2011年11月為替レート）
  為替レート：イギリス＝１７１．０円、フランス＝１２６．４円、ドイツ＝１３６．９円、イタリア＝１３７．３円（2011年11月30日時点　OECDのPPP for GDPより）