IoT/デバイス
HUMANIC DOME
取組み概要
ドコモは、株式会社乃村工藝社(以下:乃村工藝社)と、2019年11月、次世代コミュニケーションの実現をめざした協業を行うことに合意し、人と人との関係性を可視化する「HUMANIC DOME」を開発しました。
従来のコミュニケーションは言語や表情などが主な要素となっていますが、それらの情報に加えて感情や身体データなどの「人の内面」の情報をIoTと空間演出によって表現・可視化することで、内面の感情の揺れ動きも共有し、相手とより深く分かり合える次世代コミュニケーションを実現します。これにより、言葉を使わずに相手を理解できるようになったり、距離感が密接でより直観的にコミュニケーションを取ることができる社会をめざします。
「HUMANIC DOME」は、現在のコミュニケーションの主な要素である言葉や表情ではなく、リアルタイムに計測する生体データをもとにした感情の波長の調和/分離によって、場所や言語の壁を超えた次世代コミュニケーションをめざしたプロトタイプです。体験者の内面にある安心や緊張の状態を計測し、クラウド上で他者のデータと融合することでドーム内の映像がリアルタイムで変化、二人の関係性をビジュアライズしてコミュニケーションを行います。
ドコモは今後も、お互いをより深く知るためのコミュニケーション手段をテクノロジーと空間の融合により実現し、新たなユーザ体験の提供を進めていきます。