展示エリア：いのち動的平衡館

「いのち動的平衡館」は、生物学者福岡伸一氏がプロデュースし、「いのちを知る」をテーマに展開されたパビリオンです。パビリオン内には直径10m、全周30mの円柱状シアターシステム「クラスラ」が設置され、約32万個のLEDによる光のインスタレーションで生命の「動的平衡」を表現。38億年の生命史を10分に凝縮した体験が提供されました。また、見えない・見えにくい方や聞こえない・聞こえにくい方も「動的平衡」を体感できるアクセシビリティゾーンを設け、それぞれのあり方で豊かさを感じられる場となりました。

対象エリア：NTTパビリオン

大阪・関西万博会場では、景観や設置スペースの制約があるなか、屋内設置で景観に溶け込みやすいガラスアンテナをNTTパビリオンに設置し、周囲のモバイルエリアを構築しました。

対象エリア：大阪・関西万博 会場内

万博会場内では、国際博覧会として初めて全面的なキャッシュレスを導入し、買い物や飲食でdカード・d払い・iDをご利用いただきました。

出展エリア：EXPOメッセ「WASSE」《North》
Beyond 5G ready ショーケース（Zone 3）

期間：2025年5月26日（月）～6月3日（火）

現在、日本では居住地域のほぼ100%がモバイルネットワークでカバーされていますが、離島や山間部などの非居住地域では十分ではなく、自然災害時に通信ネットワークが被害を受けるリスクもあります。こうした課題への対策や産業利用の観点から、HAPSなど非地上系ネットワークの活用が期待されています。ドコモは、2026年のHAPS通信サービス実用化をめざし、機体の制約など技術的な課題解決に取組みながら、将来の高度化に向けた研究開発を進めています。

出展エリア：EXPOホール「シャインハット」周辺

ドコモでは東京女子医科大学と共同で遠隔手術支援ソリューションの開発を行っており、外科的治療が可能な移動型車両「モバイルスマート治療室」を開発しています。この車両は病院が患者のもとに向かうという新しいコンセプトを実現しており、平時は過疎地域を巡回して地域医療格差を解消し、地震などの有事には迅速に被災地に駆けつけて救急処置を行うことを目的としています。大阪・関西万博では、開会式当日の賓客対策として一般社団法人日本外科学会より車両の派遣要請を受け、現地で活用されました。全身麻酔での開胸手術・開腹手術を想定し、治療に必要な手術デバイスや生体モニタ、診断装置、薬剤等を準備し、万全の状態で臨みました。さらに、車両内の様子や医療機器の映像を5Gを介してリアルタイムかつ高セキュアに遠隔地の医師へ伝送する「モバイル戦略デスク」も活用され、医療チーム間の連携強化に貢献しました。

対象エリア：大阪・関西万博 会場内

大阪・関西万博の来場者向けアプリ「EXPO2025 Personal Agent」では、モバイル空間統計の機能を活用されました。「EXPO2025 Personal Agent」は、万博会場の混み具合や天気予報、その人の好きなもの・興味のあるものを学び・考えて、一人ひとりに合わせた体験、ルートを提案してくれるアプリです。このアプリの中でモバイル空間統計の機能は、万博会場内のエリア混雑を表示するために利用されました。

出展エリア：NTTパビリオン
いのち動的平衡館

万博会場では、化石を集めて復元すると、目の前に大迫力の絶滅動物が現れる体験を提供しました。（会場以外でも全国で古生物を集めることができました）また、ゲットした絶滅動物や化石は図鑑にコレクションでき、集める楽しさを味わえます。図鑑に登録した古生物はいつでも復元可能で、情報も満載。遊びながら学べる仕組みになっていました。さらに、コレクションした動物の中から育成対象を選び、育てることもできました。

出展エリア：東ゲートゾーン付近

電動アシスト付き自転車50台分のシェアサイクルポートを会場に設置し、大阪・関西万博への便利なアクセス手段として提供しました。また、大阪市内には600箇所以上のシェアサイクルポートを展開し、会場アクセスだけでなく市内観光や周遊にも活用いただきました。