社内座談会

座談会参加者左より/プロモーション部担当課長 清水 貴司、情報システム部担当課長 高野 伸二、
経営企画部担当課長 吉田 英樹、M2Mビジネス部担当課長 佐藤 賢一郎、マーケティング部担当課長 澤頭 徹

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2014年4月10日~2014年5月15日

一丸となって新料金プランに賭ける──
そして、前向きな忙しさの中、その日を迎えた。

4月10日、ついに新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」をマスコミ向けに発表。音声定額制、データシェアの導入が大きな話題となる。5月15日に予約を開始、6月1日のサービス開始前までに200万件の申し込みを獲得した。

  • 佐藤4月10日の報道発表から予約開始まで、ネットでお客さまの声を見ていると、やはり「賛」もあれば「否」もあり、不安はあった。でも同時に、会社の温度がどんどん高まっていくのも感じて。
  • 吉田会社の温度?
  • 佐藤支店やドコモショップも含め、全社が一丸となっていく感じ。「とにかく新料金だ」みたいな、いい意味で前のめりなお祭り感があって、スケジュールが押して忙しくても、それは前向きな忙しさで、いいエネルギーが生まれているという感覚があった。
  • 吉田予約開始後は?
  • 澤頭初日の状況を見た時には本当にビックリ。15日は平日だったのに、こんなに多くのお客さまにご加入いただけた、と。
  • 佐藤木曜日だったね。
  • 澤頭普通、新商品は金曜日に発売するのに、今回の予約開始は木曜日だった。木・金はどんなに申し込みが少なくても、組織長には「土・日を見てください」と言おうと準備していたのに、初日から想定以上だった。
  • 吉田はるかに超えていた。
  • 澤頭こんなに反響があるんだと、いままで心配していたのは何だったのかと思うくらい嬉しかった。
  • 吉田佐藤さんは?
  • 佐藤初めてのことで、現場も不安だったはず。でも、このプランに賭けるんだと予約開始に備えていた。そして5月15日を迎え、お客さまにも受け入れていただいたと分かった。あの日をきっかけに、さらにエネルギーが増幅していったと思う。
  • 高野経営企画部では社内の改善提案も拾い上げていましたね。
  • 吉田改善提案の声を全国の支店やショップから集め、提案が来たらすぐに反映させるという社長の指示があって。忙しかったけど、結果的にかなり改善できたと思う。
  • 佐藤すぐに反映されれば、提案する方もやりがいがあるからね。
  • 清水ホームページは大変でしたよ。何回作り変えたことか。
  • 高野ああ、そうですね。ホームページは一番言われるところかも。
  • 吉田でも良い内容に仕上がったよね。それから社長から全社員宛てに「今回の料金プランは現場に限らず全社員が理解して覚えなさい」という社長通達が出た。あれも結構効いたね。
  • 高野大きかったですね。
  • 吉田普段は現場にかかわらないネットワークや研究開発のスタッフからも「勉強会をやりました」とか、「ここが分からないので教えてください」とか問い合わせが来るぐらいだったから。
  • 吉田CMも斬新だったけど、反応はどうだったの?
  • 清水そうですね 認知度は高かったです。データシェアの考え方が理解してもらえるのか不安で、さんざん考えたんですが、説明すればするほど、どんどん分からないものになっていく(笑)。そこでCMでは細かい説明よりも、「ドコモがなにか新しいことを始めたぞ」というメッセージが伝わることを重視しました。

プロジェクトの感想と今後に向けて

優位性はドコモにあり──
これを足場に自らを磨き続けていくことが重要だ。

ドコモが国内で初めて導入した新料金プランは、サービス開始から3か月で契約者数800万件を突破。1,000万件も視野に入るなど好調が続く。他社も追随するが、アドバンテージはドコモにある。

  • 吉田今回の新料金プランは、ドコモが初めて導入し、新しい業界標準を作ることができたと思う。このプロジェクトに参画しての感想を聞かせてほしい。
  • 清水プロモーションの面では新聞で15段のQ&Aを載せたり、みんなが知恵を出してプランの特長をお客さまに分かっていただく工夫が少しはできたという気がします。
  • 佐藤ここにいる5人には、それぞれ率いるチームがあって、このプロジェクトでも、実は僕らの部下たちが一番苦労しているはず。プロジェクトで議論したこと、幹部から下りてきた宿題を実際に解決したのは彼らだから。今回はチームのメンバーがみんな活躍してくれたし、チームメンバー間のやり取りも密にできたので、それがプロジェクト成功の一因になったと思う。
  • 澤頭意見がぶつかることは、よくあったね。
  • 吉田まあ、いつも一枚岩ということじゃなかった。
  • 佐藤プランの骨格を作る段階では、吉田、澤頭、佐藤の3チームが合同で打合せをする機会が多かったけど、意見は違うから当然ぶつかることになる。だけどメンバーに共通していたのは、自分たちの部署の利害を持ち込むことなく、全体最適で良いプランを作るという想いがあったし、お互いの想いを信じられたこと。だからこそ思い切って意見が言えたし、その後で引くこともできた。
  • 澤頭普段はメンバー同士ぶつかっていても、幹部を説得しようとする時には一枚岩になって協力してくれた。ホント、このチームは捨てたものじゃないと。
  • 高野情報システム部では、幹部に社員向けメッセージの中で基幹システムを「俊敏システム」と言っていただいた時、一同テンションが上がりました。基幹システムは裏方ですが、それを敢えて取りあげ、ドコモの強みとまで言っていただいたのは、嬉しかったですね。
  • 吉田それでは最後に、今後に向けての決意を一言ずつ。
  • 澤頭今の優位性を失いたくないし、「やっぱりドコモで良かった」と思ってくださるお客さまを増やしたい。その想いで、日々改善のための検討を続けています。
  • 佐藤お客さまに喜んでいただくための改善と共に、すべてのモバイルユーザーにドコモの良さを伝える努力をしていかなければと思っています。
  • 清水ドコモには、料金以外にもいろいろな要素があります。VoLTEなども登場しているので、新しいネットワーク技術、さらにそのネットワーク上で提供されるサービスの魅力も、新料金と併せてお客さまに正しく伝え、もっと使っていただくようにしたいと思っています。
  • 高野強力な裏方として(笑)どんな仕様変更もNOと言わずに頑張っていきたいと……。
  • 澤頭ありがとうございます!
  • 佐藤聞いたからね!
  • 吉田では今後も、どんな案件が来ても「俊敏システム」でお願いしますね。
  • 高野はい、「俊敏システム」を駆使して。
  • 吉田本日は、ありがとうございました。

優位性はドコモにあり──これを足場に自らを磨き続けていくことが重要だ。

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