
docomo EVERYDAY2026.10.29地域を知るには、地域のなかへ。ドコモ社員が挑む新しい地域共創
地域の未来は、その地域で暮らし、活動する人たちとの対話から生まれます。
社員が社外ダブルワークを通じて湘南ベルマーレフットサルクラブの活動に参加し、地域のみなさまとともに課題に向き合うなかで、地域に本当に必要とされる価値について考えてきました。
現場で得た気づきと、ドコモが持つ通信・デジタルの力や人材を掛け合わせることで、どのような未来を描けるのか。
「地域のために」から「地域とともに」へ。地域共創への挑戦を紹介します。
なぜドコモ社員が「地域のなか」に入るのか
「もっとあんしんして子育てができる地域にしたい」
「高齢になっても暮らしやすいまちであってほしい」
「地域の産業やコミュニティを、これからも元気にしていきたい」
私たちが暮らす地域には、日々の生活にかかわるさまざまな願いや課題があります。
そして、その内容は地域によって異なります。
全国各地にお客さまとの接点を持つドコモにとって、こうした地域の課題は決して遠いものではありません。
通信やデジタル技術を活用してできることはたくさんあります。
しかし、「ドコモに何ができるか」から考えるだけでは、地域が本当に必要としているものとずれてしまうかもしれません。
だからこそ、まず「地域では何が求められているのか」を知る。
そのために、地域のなかに入り、そこに暮らす人、働く人、活動する人たちと直接つながることを大切にしています。
そのための取組みの一つが「社外ダブルワーク」です。
社外ダブルワークとは、社員が通常業務とは異なる環境に身を置き、社外の組織で活動しながら新たな視点や経験を得る取組みです。
教育や地域活動などさまざまな分野で実践されており、地域のみなさまと直接かかわりながら課題解決に取組む事例も生まれています。
(関連記事:「ドコモで培ってきた能力を『社外ダブルワーク』で子どもたちの学びに還元」)
地域との関係づくりは、現場からはじまる
社外ダブルワークの実践先の一つが、湘南ベルマーレフットサルクラブです。
ドコモはこれまでも、小田原市や湘南ベルマーレフットサルクラブとの連携を通じて地域共創に取組んできました。
(関連記事:「『d払い』で地域を応援、『おだわら応援プロジェクト』始動!」)
こうした関係性を背景に、湘南ベルマーレフットサルクラブではドコモ社員がクラブの一員として活動しています。
ホームゲーム運営に加え、地域企業や学校法人との連携検討などにも携わり、地域で活動するさまざまな方々との関係を築いています。
地域の人たちと顔を合わせ、一緒に考え、行動する。その積み重ねによって、社外から参加した社員にも、相談や期待を寄せてもらえる関係が少しずつ生まれていきました。
そこから見えてくるのは、表面的な情報だけではありません。
地域では、どのようなことが課題になっているのか。
地域の人たちは、何を大切にしているのか。
そして、どのような人たちが、すでに地域のために活動しているのか。
こうした数字やデータだけでは見えにくい「地域のリアルな声」に触れられることも、地域のなかに入る大きな意味の一つです。
そして、そこで生まれたつながりは、ドコモが地域のみなさまにどのような価値を届けられるのかを考えるための大切な土台になっています。
地域の声と、ドコモの強みをつなぐ
地域の声を聞くことができても、それだけで課題が解決するわけではありません。
大切なのは、そこで見えてきた課題やニーズと、ドコモが持つさまざまな強みをどう結び付けるかです。
ドコモには、通信やデジタル技術に加え、全国のお客さまとのつながりのなかで培ってきた知見やノウハウがあります。人と人、人と地域をつなぐ企業として、こうした強みを地域のみなさまの課題解決や新たな価値創出に活かしていくことができます。
一方で、地域には、その土地で暮らし、働く人だからこそわかる課題やニーズがあり、長い時間をかけて築かれてきた人と人とのつながりがあります。
「地域が持つ力」と「ドコモが持つ力」。
この二つを掛け合わせることで、一つの企業だけでは実現できない新しい価値や、地域の暮らしをより便利であんしんにする可能性が広がります。
こうした現場での実践や気づきを、一部の社員だけの経験で終わらせず、社内に広げていくことも重要です。
2026年7月には、地域とのかかわり方について社員一人ひとりが考える機会として、地域課題の解決に取組む湘南ベルマーレフットサルクラブを招き、社内セミナーを開催しました。
そこで共有された考え方の一つが、社会課題への取組みと事業を切り離さず、両方が持続する仕組みをつくることでした。
地域のためになる活動であっても、一時的なものでは、継続的に価値を届けることは難しくなります。
だからこそドコモも、単発の地域貢献で終わるのではなく、「地域の課題を解決すること」と「事業として価値を生み出すこと」をどう結び付けられるか、という視点を大切にしています。
地域の課題や、地域が持つ力を起点に、新しいサービスや仕組みの可能性を考える。そして、そのサービスが地域の暮らしをより便利にし、新たな挑戦を後押しする。
そんな循環を生み出していくことが、持続可能な地域共創につながると考えています。
「地域のために」から「地域とともに」へ
今回の取組みを通じて改めて見えてきたのは、地域共創において大切なのは、「何をするか」だけではなく、「誰と一緒に取組むか」ということです。
地域にはすでに、長い時間をかけて地域のみなさまと関係を築き、課題解決に取組んでいる企業や自治体、学校、NPO、地域団体など、多くの人たちがいます。
ドコモだけですべてを解決しようとするのではなく、そうした地域のみなさまとつながり、それぞれの強みを持ち寄る。
そして、そこにドコモの通信やデジタル技術、人材、全国のネットワークを掛け合わせることで、地域だけでも、ドコモだけでも生み出せなかった価値をつくっていく。
それが、ドコモがめざす地域共創です。
「地域のために何かをする」だけではなく、「地域のみなさまと一緒に、地域の未来を考える」。
地域に暮らす人の声を聞き、その地域で活動する人とつながり、そこから見えてきた課題にドコモの強みを活かしていく。
そうした一つひとつのつながりの先に、より便利であんしんできる暮らしや、新しい地域の可能性が生まれていくと考えています。
ドコモはこれからも、地域のみなさまとの対話を大切にしながら、一つひとつの地域に寄り添い、地域のみなさまとともに新しい価値を創り続けていきます。人と地域をつなぐ企業として、あんしんして暮らせる未来や地域の新たな可能性づくりに、これからも挑戦していきます。
<セミナー主管>
経営企画部 サステナビリティ推進室
西 絵理香
<セミナー企画・パネルディスカッション登壇>
コンシューマサービス本部 イエナカサービス部 OCN推進室 ISPサービス推進担当
渡辺 将大
<社外ダブルワーク・パネルディスカッション登壇>
コンシューマサービス本部 第一プロダクトデザイン部 エンターテイメント コンテンツサービス担当
銭場 望美